小松佑人研究室(マルチモーダル環境認識研究室)
画像や音響、文字データなどのマルチモーダルでのデータを用いて、屋内だけでなく街全体を対象に、環境を認識する技術を研究します。たとえば、広く普及している一般的なカメラなどを用いて、地震発生時の屋内や街全体の環境を認識して、被害状況を把握する技術を研究します。
| 教員名・所属 | 小松佑人 / データサイエンス学科 |
|---|---|
| 専門分野 | 認識情報処理工学 |
| 研究テーマ | 画像認識、画像処理、音響解析、環境認識 |
| 研究キーワード | コンピュータビジョン、防災工学、コンテンツデータ連携 |
| 教員紹介URL | https://www3.med.teikyo-u.ac.jp/profile/ja.4d97075e4d0f1b09.html |
地震発生時の非構造部材を含む構造物の崩壊状況に関する画像データと音響データなどを用いて、オブジェクトごとの移動量を算出し、AIを活用した環境把握と被害判定法を研究します。
画像データと音響データから物体の移動量・移動状態などの分類・数値化を行い、被害状況を把握するための被害判定法に発展させていきます。
発災後、すぐにその時点の被害判定結果を明示することにより、応急対策の最適化や都市の機能ロスを最小限に抑制し、早期復旧が可能になることをめざします。
カメラで室内の画像などを取得し、取得したデータから物理シミュレーションを行うことで、発災前に被害状況を予測する方法を研究します。
家具などの非構造部材を認識し、その空間的配置を 3Dモデルで再現します。家具の3Dモデルを自動生成し、物理シミュレーションで家具の転倒などの移動状態を再現します。
発災前に、物体の移動量・移動状態などの分類・数値化を行うことで、家具の転倒や移動を防ぐための詳細なシミュレーションモデルを研究します。
発災前の設備・機器や什器・家具の固定などの対策促進により、人的・機能的被害の軽減をめざします。
監視用途で普及している広範囲に設置可能な一般的なカメラを用いることにより、画像データから発災時の被害状況を判定する方法を研究します。
能登半島地震の被害映像をもとに、煙認識などを用いて被害度を自動的に算出する方法を研究します。
発災時のクラウド上の被害情報に基づき、アクセスが困難なエリアの被害推定技術と復旧復興の最適プランニング方法の研究に繋げていきます。
| 題名 | 研究室 | 内容 |
|---|---|---|
| 組込み機器向け空間認識技術-家庭用エアコンに搭載したカメラから,間取りと家具を検出- | 小松佑人研究室(マルチモーダル環境認識研究室) | 詳細 |
| 演題名 | 学会名 | 研究室 | 内容 |
|---|---|---|---|
| 地震被害シミュレーションのための3D認識技術の研究 | 情報処理学会 第87回全国大会 | 小松佑人研究室(マルチモーダル環境認識研究室) | 詳細 |