学長 冲永佳史からのメッセージ
学長 冲永佳史からのメッセージ

理事長・学長 冲永佳史
理事長・学長
冲永 佳史

日本および海外の情勢は、経済的な落ち着きが見られるものの、政治・社会・民族間において山積する構造的問題を未だ払拭できていません。依然として、未来は不透明で、今後何が起こるのかわからない。いわば予見困難な時代を、私たちはこれから生きることになります。

本学は、1966年の創立以来、建学の精神として、「実学」、「国際性」、「開放性」を教育指針として掲げてきました。この難しい時代にあっても、これら建学の精神はいささかも揺らぐことはありません。むしろ、このような不安定で困難な時代であるからこそ、何事にも偏見を排し、物事を合理的に判断できる人間、確かな国際的視野を有する人間が求められることになるでしょう。また、実学を通して論理的思考を身につけた、個性豊かな人材が今後いよいよ必要とされるようになるはずです。

帝京大学は、2016年に創立50周年を迎えました。その節目の年を経て次の50年、本学が更にどのように成長を遂げ、その成長力によって社会にどうやって貢献していくか。この大きな課題についても、私たちは引き続き思索を重ね、さまざまなプランを打ち出していきます。

 

理事長・学長
冲永 佳史(OKINAGA Yoshihito)

東京都生まれ。
慶應義塾大学理工学部を卒業後、同大学大学院理工学研究科機械工学専攻修士課程修了。
現在、学校法人帝京大学理事長・学長。
学校法人帝京大学帝京大学短期大学学長。