『TeikyoSat-4』プロジェクトについて
『TeikyoSat-4』プロジェクトについて

超小型人工衛星のマイクロISS(国際宇宙ステーション)化をめざして

理工学部航空宇宙工学科の工学系クラブ「宇宙システム研究会」が開発を進める「TeikyoSat-4」は、一辺約50センチ、重さ約50キロの超小型人工衛星です。ミッションは、1.宇宙開発の低コスト化 2.アマチュア無線で宇宙利用の裾野を拡大すること 3.微生物観察を成功させ、生命科学分野に寄与すること(TeikyoSat-3の再チャレンジ)です。人工衛星の製作は、「ミッション(粘菌)」、「構体」、「電子・電源」、「熱(制御)」、「通信・地上局」、「姿勢制御」の6つの班に分かれて進められ、学生たちは、それぞれの役割からプロジェクトの成功をめざします。

『TeikyoSat-4』の概要

衛星名称 『TeikyoSat-4』
愛称 おおるり
全体サイズ W520mm×D520mm×H520mm
質量 約52kg
ミッション 1.多目的宇宙環境利用実験衛星用バスシステムの軌道上実証
2.アマチュア無線高速通信帯の軌道上実証
3.生命科学分野ミッションの軌道上実証
運用軌道 高度560km、太陽同期準回帰軌道
ミッション期間 ミッション1・2→3年~大気圏再突入まで
ミッション3→約3か月
軌道上運用期間 約10年程度
発生電力 Main OBC側:14W、New OBC側:7W
姿勢制御 磁気トルカを用いた能動制御
通信 アマチュア無線
Transmitter(down link)437 MHz 帯、5.8 GHz 帯
Receiver(up link)145 MHz 帯、1.2 GHz 帯

『TeikyoSat-4』の開発実施体制

『TeikyoSat-3』の開発実施体制

(2021.11現在)