
人工衛星『TeikyoSat』開発の歩み

2008年にスタートした「TeikyoSat」プロジェクト。初代「TeikyoSat」は、空き缶大の超小型衛星模型でした。その後、理工学部久保田弘敏教授の呼びかけで、工学系クラブ「宇宙システム研究会」が発足。2010年には「第18回衛星設計コンテスト」で日本機械学会賞を受賞、2011年にはJAXAが打ち上げるH2Aロケットに相乗りが決定するなど、一歩ずつ着実に前進してきました。2014年2月、5年の歳月をかけて宇宙に打ち上がった「TeikyoSat-3」は、地上400kmの上空を飛行し、地球を約90分で1周します。
理工学部航空宇宙工学科久保田弘敏教授、河村政昭助教が率いる工学系クラブ「宇宙システム研究会」。「学生が自らの手で衛星を作って打ち上げることで、科学の力を認識してほしい」という久保田教授の想いから2009年に誕生しました。5年の間にプロジェクトに携わった学生の数は約50名。何もわからないところから、学内外の研究室を訪ねてノウハウを学んだり、県内の企業の協力を得たりと、一つずつ課題を乗り越えてきました。学生たちの想いが手づくりの人工衛星に乗って、宇宙に飛び立ちました。
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