木村靖夫研究室(社会・経営システム研究室)
日本は社会課題先進国だといわれており、その解決が強く望まれています。そのために活用できるのは、日々の企業や行政の活動に伴って生み出されているさまざまなデータです。昨今のデータの分析を駆使して、社会課題解決に向けた糸口を探索します。さらに、AIやVR、自動運転自動車などの最先端技術の活用も大きな可能性を秘めています。当研究室ではそれらの活用研究のみならず、その担い手となりうるベンチャー企業の発掘・育成手法についても研究を進めます。
| 教員名・所属 | 木村靖夫 / データサイエンス学科 |
|---|---|
| 専門分野 | 経営、技術イノベーション |
| 研究テーマ | 経営学、技術戦略論、経営戦略論、イノベーション論 |
| 研究キーワード | 社会課題、問題解決技法、技術応用 |
| 教員紹介URL | https://www3.med.teikyo-u.ac.jp/profile/ja.85496827d723febd.html |
企業の経済活動や政府・自治体の活動によって、現代は、さまざまなデータが大量に生み出されています。それらのデータを独自の仮説のもとに、最新の分析技術を駆使して解析することにより、経済・社会をより効率化することにつながる因果関係を見出す研究を行います。
最新のテクノロジーで生み出されたさまざまな新しいツールは、日本の高齢化・過疎化にともなう多くの社会課題の解決につながる可能性を持っています。たとえば、VR、AR・メタバース技術などは、社会や地域の合意形成に役立つ可能性があります。最新技術が日本の地域課題にもたらすインパクトについて、定量的に評価する研究を行います。
日本の社会課題解決に向けて、技術的なアプローチに加えて、新たな担い手が登場し、それに立ち向かうことが必要です。そこで、本研究では、ローカルイノベータとも呼べる社会課題解決に向けた新たなベンチャー企業の発掘と育成メカニズムについて研究します。