外国語学科 中国語コース
  • 八王子キャンパス
外国語学部 外国語学科 中国語コース

成長著しい中国の言語を
多面的・実践的に学び、
将来のキャリア形成に生かします

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世界で最も多くの人びとが使う中国語は、中国経済の成長とともに今後も需要が期待される言語です。中国語コースではネイティブ教員の指導による基礎訓練とともに、中国の歴史や人びとの習慣などの文化的側面に発展させた授業も加え、言語を多面的に学んでいきます。提携校への留学制度も整っており、卒業後のキャリア形成に生かせる実践的な中国語教育を展開しています。

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中国語コース

多彩な授業と提携校への留学プログラム
中国語コースは、ネイティブ教員を中核に据えた多彩な授業を揃えています。また留学制度も充実しており、夏期ホリデー留学では、北京語言大学と吉林財経大学、短期留学では、北京語言大学と華東師範大学、台湾義守大学へ留学することができます。中国語を学ぶだけでなく現地の大学生との交流も盛んに行われています。また長期の留学を希望する学生のために、マカオ大学への4カ月間の交換留学制度もあります。毎年多くの学生が参加し、留学生活を満喫しています。

カリキュラム

聞く・話す・読む・書くといった反復練習に重点を置いた必修科目で基礎を固め、応用力や表現力を高める科目へと進みます。セミナーは学生が主体的に運営し、中国語を介して他者とコミュニケーションができる能力を育みます。卒業論文・卒業制作または卒業セミナーではそれまでの中国語学習を集約させ、将来のキャリア形成までも見据えた研究を行います。

シラバス

外国語学科 中国語コースのシラバス

授業紹介

基礎中国語
言語をマスターするためには、聞く(listening)・話す(speaking)・読む(reading)・書く(writing)といった4つの能力を養わなければなりません。中国語の授業もこの4本の柱を軸として行います。内容は中国語の音声記号であるピンインと四声からスタートし、簡体字の書き方、基礎文法および日常生活での簡単な会話を主とします。また、中国語を学ぶには、中国人の国民性格および中国の伝統文化を理解する必要があると考え、発音や文法、会話の練習と同時に、中国古代文化の精華となる部分も少しずつ織り交ぜて紹介していきます。この授業は、まずピンインの発音を完全にマスターし、簡単な会話を覚えて簡体字の書き方および初級文法を修得し、中国語の基礎をしっかり築くことを目標とします。

中国の社会と文化
中国文化発生の根元を成す、中国古来からの儒学などの哲学思想や各歴史段階における発展特性などを学びながら、中国への理解を深めることがこの授業の目的です。現在の中国の社会状況および中国人の生活(衣食住)を「文化」と「歴史」といった側面から、現代中国人の考え方や行動に深く影響を与えているさまざまな要因について理解していくことを狙います。同時に、日本の文化や日本人の考え方との差異性や類似点とを比較することで私たち自身の異文化理解力を高め、私たちが日常的に感じている発展する現代の中国社会とそれを支えている「中国文化」の有様をリアルに理解することを中心とした授業を行います。

中国語会話
この授業は2年次の中国語会話を中心とした授業です。授業のキーワードは「バランスのとれた総合的な中国語会話能力の育成」で、1年次に学んだ文法ポイントや慣用語を意識的に会話に生かし、自分の考えを中国語で自然に相手に伝えられることをめざしています。同時に、中国語という語学の背景にある「文化」や「習慣」を理解しながら中国人らしい表現スキルを高めることにも取り組みます。
語学は楽しみながら学ぶことが上達への早道です。さまざまなシチュエーションを想定しながら、語学トランプやカードを使ったゲームなどのオリジナル教材をグループ授業として取り入れてます。また、課外授業では実際に体験会話をしたり、中国の留学生との交流授業などを行うことで、実践的に楽しんで中国語を身につける授業を行っています。

成績評価と単位認定

成績評価

GPA制度について

GPA(Grade Point Average)制度の導入の趣旨は、1. キャンパスとして統一した基準を作成すること、2. 公平性に優れた基準であること、3. 国際的に通用する基準であることとし、学修の成果をGPAという客観的な数値で評価するものです。またこの制度は、欧米の大学で採用されている成績評価制度に概ね準拠しており、海外留学、海外の大学院進学、外資系企業への就職などの際に学力を証明する指標として、海外でも通用する成績評価制度となっています。

成績などの表示および成績評価基準

区分 評価 GPA 成績評価基準 評価内容 英文内容
合格 S 4.0 90点以上 特に優れた成績を表します Excellent
A 3.0 80点台 優れた成績を表します Good
B 2.0 70点台 妥当と認められる成績を表します Satisfactory
C 1.0 60点台 合格と認められる最低限の成績を表します Pass
不合格 D 0.0 60点未満 合格と認められる最低限の成績に達していないことを表します。また、授業等の出席日数不足および当該授業における試験の未受験等も含みます Failure
対象外 N - - 編入や留学等により他大学等で修得した科目を本学の単位として認定したことを表します(単位認定科目) Credits Transferred

GPAの算出方法

GPAの算出方法

単位認定

  1. 履修登録をします。ポータルサイトを利用しWeb上で履修登録を行い、履修確認もしっかり行います。前期・後期、それぞれに行う必要があります。
  2. 授業に出席します。授業は前期・後期ともに15回です。
    通常、2単位の授業科目は、毎回の授業(90分)出席に加え、予習・復習の学習時間(各2時間程度)をもって構成されています。単位を修得するためには、すべて(初回から15回目まで)の授業出席は当然のことながら、予習・復習により理解を深める必要があります。
  3. 科目によって試験を受けることや、レポートを提出することがあります。(評価方法は担当教員によって異なります)
  4. S・A・B・Cの評価がついた場合は、合格となり、単位を修得したことになります。なお、D評価の場合は不合格となり、単位を修得できていないということになります。必修科目でD評価となると、翌年度以降再履修しなければなりません。
    また、単位を修得した科目は、再度履修することはできません。
  5. 学業成績について
    • 学業成績は、学期末の試験(筆記試験・口述試験・実技試験またはレポート)によってこれを評価しますが、授業科目によっては、教室における授業時間中の小テスト・レポート・平素の出席・学修状況等を平常点として加味して評価する場合や、平常点だけで評価する場合もあります。
    • 学業成績は成績表に評価のみ記載して交付します。
    • 1度合格した科目については取り消すことや、再履修することはできません。
    • 成績表はセメスター毎にポータルサイトにて発表します。
    • 成績発表後、試験を受験(レポート提出)したにもかかわらず評価がないなど、成績について質問がある場合には、次のセメスターのはじめに(原則1週目の授業まで)、登校して教員に直接問い合わせてください。教員が退職して問い合わせができない時は教務グループ窓口にその旨を申し出てください。

卒業に必要な最低単位数 (2022年度入学生)

科目の種類 必修・選択の別 所要単位数
総合基礎科目(※2) 選択 12(※1)
外国語科目 必修 32
専門科目 専門教育科目(※2) 必修 18 46
選択必修(※3) 4
選択 24
共通選択科目
  • 専門教育科目46単位の超過単位
  • 言語教養科目
  • 自己啓発支援科目
  • オープン科目
  • 総合基礎科目の超過単位
選択 34
合計 124
  • ※1総合基礎科目の修得単位が12単位を超えた場合は、超過修得単位のうち8単位までは共通選択科目として認定されます。
  • ※2教職・学芸員各課程科目の単位については、専門教育科目または総合基礎科目の単位に含まれるものがあります。
  • ※3選択必修科目の超過修得単位は選択科目の単位に算入されます。