外国語学科 ドイツ語コース
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外国語学部 外国語学科 ドイツ語コース

ドイツ語を学びながら、
その背景にある豊穣な文化を知り
理解を深めます

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文法を確実に修得する基礎的な授業から、ドイツ語での自由な会話をめざす講座まで、さまざまなレベルの授業を用意していることに加え、絵画、音楽、文学、演劇、建築、思想など、ドイツ語圏の豊穣な文化や社会情勢を幅広く学び、ドイツ語とその文化圏への理解を深めます。

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外国語学科 ドイツ語コース

ドイツ語はドイツのみならず、オーストリアやスイスなどでも用いられるヨーロッパで最も母語話者数の多い言語です。ドイツ語コースでは、4年次までにドイツ語で情報収集し、また自らもドイツ語で発信できる語学力を身につけることを目標とし、1年次から「話す・聞く・読む・書く」という4つの外国語の技能をバランスよく学びます。講義科目や演習科目では、ドイツ語圏の文化・社会・歴史等について多角的に学びます。また、学んできたドイツ語の能力を資格として残すために、ドイツ語の検定試験対策にも力を入れています。

カリキュラム

1年次は週8コマの必修ドイツ語科目でドイツ語の基礎を集中的に学びます。少人数制のクラスで基礎的な文法を確実に修得し、ネイティヴ教員の授業で会話力の強化を図ります。並行してドイツ語圏の文化や社会についての幅広い知識を身につけます。2年次のプレセミナーではドイツへの全員留学の準備を行います。選択科目でフランスやスペインなどヨーロッパ各国の言語や文化を学び、ヨーロッパについての広い視野も養います。2年次の後期にはドイツ語コースの全員がドイツ(ベルリン、フライブルク、ライプツィヒ)に留学し、現地で世界中の留学生と共にドイツ語を学びます。3年次には学生自らがセミナーを主体的に運営しながら、自分自身で設定したテーマの研究を行います。4年次は4年間の集大成として自身の研究テーマを卒業セミナーで発表し、卒業論文を執筆します。ドイツ語プレゼンテーションの授業では自分のテーマをドイツ語で発表します。

シラバス

外国語学科 ドイツ語コースのシラバス

授業紹介

ドイツ語会話
ドイツ語コースでは、2年次後期にベルリン・ライプツィヒ・フライブルクに留学します。「ドイツ語会話」の授業でドイツ語の日常会話をしっかりと時間をかけて学ぶので、現地で困ることはありません。ここでは、ドイツ語を学ぶ仲間の状況に合わせて、簡単な記事から複雑な意味を捉える問題まで読解したりペアやグループで話をしたり、現実的なさまざまな場面のリスニングを練習したり、簡単な文章から難しい文章へと段階的に書く練習をして、一緒に全体的に学びます。学習のステップを踏まえて、この4つの分野のスキルが広がっていきます。

ドイツ事情
前期の授業では、EUを政治と経済においてリードする大国であるドイツの現在の姿を、ライフスタイル、ポップカルチャー、仕事観、結婚観、政治経済、教育制度、環境問題、移民・難民問題、過去の克服などさまざまな角度から多面的に学びます。後期の授業では、中世から現代にいたる歴史をたどりながらドイツの文化・芸術・社会についてさまざまな角度から広く学びます。パワーポイントによるスライド、DVD、インターネットなどさまざまなメディアをフル活用して楽しく理解を深めます。

セミナー
この授業では学生が主体となって授業を運営します。前半では、共通テーマ(例:モノの文化史、メディアとコミュニケーション、感染症と文明、ドイツ語圏の文学の翻訳、ドイツ語圏の越境文学)についてのグループ発表を行います。後半では、ドイツ語圏の文化や社会について自分自身が興味をもっているトピックで自由に研究テーマを設定し、個人発表を行います。各回の発表担当者は自分自身の研究テーマに関する情報を収集・整理し、ハンドアウトを作成し、パワーポイントを使って研究発表を行います。研究発表の後は参加者全員によるディスカッションやディベートの時間を設けます。

成績評価と単位認定

成績評価

GPA制度について

GPA(Grade Point Average)制度の導入の趣旨は、1. キャンパスとして統一した基準を作成すること、2. 公平性に優れた基準であること、3. 国際的に通用する基準であることとし、学修の成果をGPAという客観的な数値で評価するものです。またこの制度は、欧米の大学で採用されている成績評価制度に概ね準拠しており、海外留学、海外の大学院進学、外資系企業への就職などの際に学力を証明する指標として、海外でも通用する成績評価制度となっています。

成績などの表示および成績評価基準

区分 評価 GPA 成績評価基準 評価内容 英文内容
合格 S 4.0 90点以上 特に優れた成績を表します Excellent
A 3.0 80点台 優れた成績を表します Good
B 2.0 70点台 妥当と認められる成績を表します Satisfactory
C 1.0 60点台 合格と認められる最低限の成績を表します Pass
不合格 D 0.0 60点未満 合格と認められる最低限の成績に達していないことを表します。また、授業等の出席日数不足および当該授業における試験の未受験等も含みます Failure
対象外 N - - 編入や留学等により他大学等で修得した科目を本学の単位として認定したことを表します(単位認定科目) Credits Transferred

GPAの算出方法

GPAの算出方法

単位認定

  1. 履修登録をします。ポータルサイトを利用しWeb上で履修登録を行い、履修確認もしっかり行います。前期・後期、それぞれに行う必要があります。
  2. 授業に出席します。授業は前期・後期ともに15回です。
    通常、2単位の授業科目は、毎回の授業(90分)出席に加え、予習・復習の学習時間(各2時間程度)をもって構成されています。単位を修得するためには、すべて(初回から15回目まで)の授業出席は当然のことながら、予習・復習により理解を深める必要があります。
  3. 科目によって試験を受けることや、レポートを提出することがあります。(評価方法は担当教員によって異なります)
  4. S・A・B・Cの評価がついた場合は、合格となり、単位を修得したことになります。なお、D評価の場合は不合格となり、単位を修得できていないということになります。必修科目でD評価となると、翌年度以降再履修しなければなりません。
    また、単位を修得した科目は、再度履修することはできません。
  5. 学業成績について
    • 学業成績は、学期末の試験(筆記試験・口述試験・実技試験またはレポート)によってこれを評価しますが、授業科目によっては、教室における授業時間中の小テスト・レポート・平素の出席・学修状況等を平常点として加味して評価する場合や、平常点だけで評価する場合もあります。
    • 学業成績は成績表に評価のみ記載して交付します。
    • 1度合格した科目については取り消すことや、再履修することはできません。
    • 成績表はセメスター毎にポータルサイトにて発表します。
    • 成績発表後、試験を受験(レポート提出)したにもかかわらず評価がないなど、成績について質問がある場合には、次のセメスターのはじめに(原則1週目の授業まで)、登校して教員に直接問い合わせてください。教員が退職して問い合わせができない時は教務グループ窓口にその旨を申し出てください。

卒業に必要な最低単位数 (2022年度入学生)

科目の種類 必修・選択の別 所要単位数
総合基礎科目(※2) 選択 12(※1)
外国語科目 必修 32
専門科目 専門教育科目(※2) 必修 18 46
選択必修(※3) 4
選択 24
共通選択科目
  • 専門教育科目46単位の超過単位
  • 言語教養科目
  • 自己啓発支援科目
  • オープン科目
  • 総合基礎科目の超過単位
選択 34
合計 124
  • ※1総合基礎科目の修得単位が12単位を超えた場合は、超過修得単位のうち8単位までは共通選択科目として認定されます。
  • ※2教職・学芸員各課程科目の単位については、専門教育科目または総合基礎科目の単位に含まれるものがあります。
  • ※3選択必修科目の超過修得単位は選択科目の単位に算入されます。