フランス語コースでは、まずフランス語の修得に不可欠な文法の基礎的知識について徹底的な反復練習を行うとともに、豊かなフランスおよびフランス語圏の文化や社会・歴史についても学び、さらに実践的なフランス語修得へと進んでいきます。そして学生が主体的に運営するセミナーで専門的な知識を深め、集大成としての卒業論文・卒業制作・または卒業セミナーにチャレンジします。
シラバス
外国語学科 フランス語コースのシラバス
授業紹介
フランス語会話
フランス語を初歩から学べる入門講座です。「見る・聞く」「話す」「読む」「文法」の4つの観点から授業を進めていきます。フランス語圏の人と会話できるよう、特に発音に力を入れています。
フランス語講読
日本とフランス語圏の文化について、フランス語で書かれた文章を講読します。その内容は、料理のレシピから日本の古典文学までさまざまですが、留学先での自国の文化紹介や旅行時に役立つものばかりです。
フランス語表現
社会の出来事を扱うビデオ資料を通じ、ルポルタージュの構造、語彙、文法を説明します。テーマに応じてディスカッションを行い、自分の考えをレジュメやレポート、短い論述文などにまとめていきます。
フランス語作文
さまざまな課題を通じてフランス語で「書く」力のレベルアップをめざします。学生は簡単なメモやメッセージ、そして短い個人的な手紙(例えば礼状など)を書けるようになることをめざします。
成績評価
GPA制度について
GPA(Grade Point Average)制度の導入の趣旨は、1. キャンパスとして統一した基準を作成すること、2. 公平性に優れた基準であること、3. 国際的に通用する基準であることとし、学修の成果をGPAという客観的な数値で評価するものです。またこの制度は、欧米の大学で採用されている成績評価制度に概ね準拠しており、海外留学、海外の大学院進学、外資系企業への就職などの際に学力を証明する指標として、海外でも通用する成績評価制度となっています。
成績などの表示および成績評価基準
区分 | 評価 | GPA | 成績評価基準 | 評価内容 | 英文内容 |
合格 | S | 4.0 | 90点以上 | 特に優れた成績を表します | Excellent |
A | 3.0 | 80点台 | 優れた成績を表します | Good |
B | 2.0 | 70点台 | 妥当と認められる成績を表します | Satisfactory |
C | 1.0 | 60点台 | 合格と認められる最低限の成績を表します | Pass |
不合格 | D | 0.0 | 60点未満 | 合格と認められる最低限の成績に達していないことを表します。また、授業等の出席日数不足および当該授業における試験の未受験等も含みます | Failure |
対象外 | N | - | - | 編入や留学等により他大学等で修得した科目を本学の単位として認定したことを表します(単位認定科目) | Credits Transferred |
GPAの算出方法
単位を修得するためには
- 履修登録をします。CampusSquareを利用しWeb上で履修登録を行い、履修確認もしっかり行います。前期・後期、それぞれに行う必要があります。
- 授業に出席します。授業は前期・後期ともに15回です。
通常、2単位の授業科目は、毎回の授業(90分)出席に加え、予習・復習の学習時間(各2時間程度)をもって構成されています。単位を修得するためには、すべて(初回から15回目まで)の授業出席は当然のことながら、予習・復習により理解を深める必要があります。 - 科目によって試験を受けることや、レポートを提出することがあります。(評価方法は担当教員によって異なります)
- S・A・B・Cの評価がついた場合は、合格となり、単位を修得したことになります。なお、D評価の場合は不合格となり、単位を修得できていないということになります。必修科目でD評価となると、翌年度以降再履修しなければなりません。
また、単位を修得した科目は、再度履修することはできません。 - 学業成績について
- 学業成績は、学期末の試験(筆記試験・口述試験・実技試験またはレポート)によってこれを評価しますが、授業科目によっては、教室における授業時間中の小テスト・レポート・平素の出席・学修状況等を平常点として加味して評価する場合や、平常点だけで評価する場合もあります。
- 学業成績は成績表に評価のみ記載して交付します。
- 1度合格した科目については取り消すことや、再履修することはできません。
- 成績表はセメスター毎にCampusSquareにて発表します。
- 成績発表後、試験を受験(レポート提出)したにもかかわらず評価がないなど、成績について質問がある場合には、次のセメスターのはじめに(原則1週目の授業まで)、登校して教員に直接問い合わせてください。教員が退職して問い合わせができない時は教務課窓口にその旨を申し出てください。
卒業に必要な最低単位数 (2025年度入学生)
科目区分 | 必修・選択の例 | 所要単数 |
共 通 教 育 科 目 ※4 | 教養 教育科目 | 人文科学系分野 | 選択必修 | 2以上 | 8以上 | 30※1 |
社会科学系分野 | 2以上 |
自然科学系分野 | 2以上 |
文理融合分野 | 選択 | - |
初年次 教育科目 | ライフデザイン演習Ⅰ・Ⅱ | 必修 | 2 |
キャリア教育科目 | 選択必修 | 2 |
情報教育科目 | 選択必修 | 2 |
外国語教育科目 | 選択 | - |
専門科目※4 | 必修 | 39 | 74※3 |
選択必修※2 | 4 |
選択 | 31 |
自由選択 | ・専門科目74単位の超過単位 ・共通教育科目30単位の超過単位 ・オープン科目の修得単位 ・副専攻プログラムの修得単位 ・他大学での認定単位 | 選択 | 20 |
合計 | 124 |
- ※1共通教育科目はそれぞれの所要単位数を満たしたうえで必ず30単位を修得してください。また、共通教育科目の超過修得単位は自由選択の単位に算入されます。
- ※2選択必修科目の超過修得単位は選択科目の単位に算入されます。
- ※3専門科目の超過修得単位は自由選択の単位に算入されます。
- ※4教職・学芸員各課程科目の単位については、専門科目または共通教育科目の単位に含まれるものがあります。