TEIKYOHARVARD 世界の保健医療をリードする
30年の協働
国際共同研究と教育で未来を創る
― Teikyo-Harvard Program

帝京大学は、100校以上の海外提携校をもち、
このグローバルネットワークを活かした、国際的な先端研究と実践的な教育を行っています。
その象徴として、30年を超える歴史を持つ「帝京-ハーバードプログラム」 は、
帝京大学とハーバード大学が協働し、公衆衛生分野をリードする教育・研究活動を国際的に展開し、
グローバルな視野を持つ人材を育成しています。

帝京大学とハーバード大学が協働し、研究・教育等の学術活動を推進するプログラム のこと

HISTORY

「帝京-ハーバードプログラム」の歴史

1993

帝京大学とハーバード大学が学術提携を結ぶ

「パートナーシップを通して世界の健康課題に取り組むこと」を使命に、日本国内外の保健医療や公衆衛生学の発展と、人材育成に寄与することを目的とする。

帝京大学総長 冲永荘一(左)
ハーバード大学総長 Neil L.Rudenstine氏(右)

冲永フェローを発足

帝京大学から若手教員を選出し、主にハーバード大学への留学を支援。国際的な経験を積むことで、人材の育成に貢献し、次の世代に伝える役割を担う、新たな循環を生み出す目的で発足した。冲永フェローは現在、保健医療分野のリーダーとして活躍している。

冲永フェロー発足

1994

Teikyo University Okinaga Laboratory 設立

ハーバード大学公衆衛生大学院に国際共同研究・教育連携を推進する目的で開設。

  • 第1回帝京-ハーバードシンポジウム開催

Teikyo University Okinaga Laboratory 除幕式の様子

1996

初代学長冲永荘一に「ジョン・ハーバード・フェローシップ」授与

第2回帝京-ハーバードシンポジウム開催

この後、約3年ごとに帝京―ハーバードシンポジウムを開催。

1990〜2000年代 Harvard University Okinaga Professor派遣

Harvard University Okinaga Professorとして、医療・公衆衛生分野で日本で活躍する学内外の教授らをハーバード大学に派遣して、講義や講演会を実施。

2009

帝京大学医学部附属病院・新病院開院記念
第7回帝京-ハーバードシンポジウム開催

2011

帝京大学大学院公衆衛生研究科設立

国際共同シンポジウムでの議論を契機に、日本初の独立した公衆衛生大学院として設立。

2012

第1回ハーバード特別講義

2014

学長冲永佳史がOkinaga Professorとして、第9回帝京-ハーバードシンポジウムで講演

2017

副学長冲永寛子が、Okinaga Professorとして
ハーバード大学にて講演会開催

医学と公衆衛生における女性活躍促進に関するシンポジウム

2023

帝京-ハーバードプログラム30周年記念行事を、
ハーバード大学(ボストン)と帝京大学(東京)で開催

記念講演会では、学内外から約800名が参加。また、本学学長がハーバード大学を訪問し、記念シンポジウムを実施。

学術提携30周年記念行事

TEIKYO-
HARVARD
SYMPOSIUM

帝京-ハーバードシンポジウム

国際共同シンポジウムとして1994年からスタートし、その後も2~3年に1回のペースで開催しています。

高齢化、災害、COVID-19など、その時代にあった保健医療の先進的な課題について取り上げ、
ハーバード大学、ケンブリッジ大学、オックスフォード大学、ダラム大学 など 世界中の専門家を招聘して議論しています。

これまでの開催記録

  • 第1回(1994年) 21世紀に向けた環境・健康・医療
  • 第2回(1996年) 健康と職場環境
  • 第3回(1998年) 医療とヘルスケアにおける評価:エビデンスに基づく医療を目指して
  • 第4回(2000年) 高齢化と健康:環境・仕事・行動
  • 第5回(2002年) 遺伝科学、政策、公衆衛生
  • 第6回(2006年) 災害を防ぎ、その影響を最小化するために
  • 第7回(2009年) 健全な病院:患者・医療従事者・地域社会の満足を最大化する
  • 第8回(2012年) 医師の役割:過去・現在・未来
  • 第9回(2014年) 21世紀の公衆衛生リーダー育成
  • 第10回(2016年) 有能な専門職とともに創る健康な未来
  • 第11回(2019年) アジアと世界におけるユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)のための持続可能な保健システム
  • 第12回(2023年) 日米における COVID-19 パンデミックからの教訓

HARVARD
SPECIAL
LECTURE

ハーバード特別講義

2012年より、主にハーバード大学の教員を招聘して集中講義を行っています。
講義では、疫学、生物統計学、社会行動科学、保健行政管理学、環境産業保健学といった公衆衛生を学ぶ上で必須となる5領域を網羅し、

日本国内で英語による講義・指導を受けられるプログラムです。毎回、延べ300名以上が受講しています。

第14回(2026年)、学生の研究について、ハーバード大学やオックスフォード大学の教授から直接指導を受ける機会を設け、

日本国内にいながら各分野の海外最新事情や最先端の知識に触れる機会になりました。

2026 招聘教員

分野 担当教授 大学名
生物統計学 David Wypij
准教授
ハーバード大学
産業環境保健学 Jaime Hart
准教授
ハーバード大学
医療経済学 Alastair Gray
教授
オックスフォード
大学
社会疫学 Ichiro Kawachi
教授
ハーバード大学
疫学 Murray A.
Mittleman 教授
ハーバード大学

EVOLUTION

「帝京-ハーバードプログラム」の発展・成果

帝京をアジアのハブに

「帝京-ハーバードプログラム」での活動は、世界の大学を繋ぐアジアのハブになっています。毎年1月に行われるハーバード特別講義では、本学のアジアの学術提携校である、タイのチュラロンコン大学やマヒドン大学、フィリピンのフィリピン大学マニラ校など、アジアからの学生も集い、本学の学生と共に学び、交流します。この場を広げるべく、発展したプログラムとして、「帝京国際サマースクール」があります。

本プログラムは、「社会を変えうる人材の育成」を掲げ、ハーバード大学との長年の提携で培った教育方法を活かして、本学教員による英語の講義とフィールドトリップで日本が達成してきた公衆衛生の事例などを学びます。アメリカの南カリフォルニア大学や先述のアジアの大学、そして本学学生も参加して、学生どうしのネットワークを築く機会になっています。

国際共同研究の推進

ハーバード大学と長年培ってきた交流を活かして、共同研究を進めています。過去の帝京―ハーバードシンポジウムからは、英文の書籍出版が行われました。第7回帝京―ハーバードシンポジウムの成果に基づいて出版したThe Healthy Hospital Maximizing the satisfaction of patients, health workers, and community(2009)などが代表例です。

現在も、本学の公衆衛生学研究科の教員を中心に、ハーバード大学との社会疫学研究などが進められています。2026年には、ハーバード大学教授の来日にあわせて大学院生が研究発表を行い、助言を受ける機会もありました。

帝京-ハーバードプログラム発の国際共同研究は、これからも広がっていきます。

FUTURE

「帝京-ハーバードプログラム」の未来

帝京大学は、これまで帝京-ハーバードプログラムを通じて、保健医療と公衆衛生の向上に取り組み、多様で国際的な学びの基盤を育んできました。こうした環境は、本学が建学の精神に掲げてきた、国際的視野に立って判断できる人材や、実学に資する人材の育成に不可欠なものです。

本学では、ハーバード大学との協働をさらに深化し、その成果を教育・研究の国際化へとつなげ、社会の課題解決に貢献していくことを目指します。

国際交流の窓口

帝京大学国際化推進室
(E-mail)