心理学科
  • 八王子キャンパス
文学部 心理学科

幸せで充実した生活を送るための
「こころ」を科学的に解き明かします

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心理学科には「基礎心理領域」「社会心理領域」「実践発達領域」「臨床実践領域」の4つの領域があり、それぞれの観点から専門性を高めながら、こころの問題のサポートや解決に貢献できる知識や能力を取得していきます。全領域とも実験や実習に加え、科学的な分析力などをバランスよく学べるのも特徴です。

心理学科 Close-UP

学検査測定実習

心理学の基礎的技術を体験を通して習得する「心理学検査測定実習」
心理学の研究に不可欠な実験や検査・調査の基本的手法を学びます。客観的事実に基づいて人間を探求する心理学には、面接法、知能検査、質問紙調査などの方法があり、各種目を実際に体験したうえで心理学の手法に則したレポートを作成します。心理学の基礎的技術は対人関係全般に応用できるスキルなので、福祉、教育、企業などさまざまな分野で活用することが可能です。

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2019年9月、本学科の実習施設がリニューアル
基礎心理領域、社会心理領域、実践発達領域、臨床実践領域の各領域におけるさまざまな実験・調査や実習を行うための設備を整えています。

 

心理学科の専門的な4つの領域

心理学科の専門的な4つの領域
3年次からは、各自の関心はもちろんのこと、2年次までの成績および適性なども考慮し、基礎心理、社会心理、実践発達、臨床実践の4つの領域から1つを選択して専門的な学習に取り組みます。子どもや大人の行動を直に観察しながら研究できる「プレイルーム」や「行動観察分析室」、脳波測定装置を備えた「脳機能測定室」、防音完備の暗室が備わった「認知科学実験室」など、充実した設備を活用した実践的な学びを通じ、専門知識と技能を身につけます。いずれの領域においても、あわせて臨床心理系科目を履修することできます。

心理学科の専門的な4つの領域

カリキュラム

少人数の実践的なカリキュラムで、基礎心理学と応用心理学をバランスよく学びます

カリキュラムは心理学の車の両輪である基礎心理学と応用心理学をバランスよく学べるよう、全学年で実験・実習・演習などの少人数で行う授業やゼミを多数用意しています。基礎知識修得後は実験、観察、調査、検査の専門的技法を学び、各種実験室やその他の設備においてそれらを実践していきます。

国家資格「公認心理師」の取得に対応

本学では2018年度より、公認心理師養成にも対応したカリキュラムを用意しています。本学の対応の詳細は下記をご覧ください。

本学における「公認心理師」の対応について

シラバス

心理学科のシラバス

授業紹介

対人関係心理学
自分、友人、家族、恋人、同僚、知人など、わたしたちはさまざまな人に囲まれて社会生活を営んでいます。「対人関係心理学」では、それらの人たちとの関係の諸相を科学的かつ実証的にとらえ、ただ生活しているだけでは気づきにくい心理的なメカニズムを幅広く理解することをめざしています。授業のテーマには、社会的態度、恋愛・配偶行動、援助行動、攻撃行動、集団力学、集団間関係、コミュニケーション、ストレスへの対処、関係の維持や崩壊、意思決定などが含まれます。これらのテーマそれぞれについて、社会心理学、進化心理学、認知心理学、パーソナリティ心理学の視点から行われた研究と、関連する理論を紹介していきます。この授業を通して、人を見る視野が大きく広がることを期待しています。

認知心理学
我々には七色に見える虹ですが、国によって色の数が異なることを知っていますか?目鼻口、同じ配置の顔なのにどうして友人をすぐに見分けることができるのでしょう。騒がしい駅のホーム、おしゃべりしている友だちの声ははっきり聞こえるのはなぜでしょう。いつも手に取って見ている10円玉、今すぐノートに描いてくださいと言われたら正確に描けるでしょうか?認知心理学は、日常の中で当たり前のこととして扱われているさまざまな事象が、実は複雑な情報処理システムによって成り立っていることを解き明かしていく学問です。授業では物体や顔の認識、記憶、注意、問題解決など人間の高次認知機能に関して、デモや実験を取り入れて幅広く紹介しています。

神経・生理心理学
私たちのさまざまなこころの働きを、心理学では知覚・認知・注意・記憶・意思決定・言語・共感・情動などという言葉で分類して表現します。神経・生理心理学は、このようなこころが生まれる神経基盤と、こころの働きを客観的にとらえる方法を学びます。まず、神経系の全体構造や神経の働きと脳部位の関係性を理解します。その後、こころの状態や変化を生体反応として客観的にとらえる方法を、最新の装置や方法を用いた計測を行うことで学んでいきます。たとえば、視認しにくい単語を見ているときの脳活動について「機能的磁気共鳴画像」で分析すると、後頭部の視覚性単語形状領野および前頭下部のブローカ野に活発な脳の活動を見ることができます。また、脳波や視線の計測によりこころの状態を理解したり、心電図や体表面温度、唾液アミラーゼの計測を活用して心的ストレスを評価するなど、さまざまな方法を、計測を体験しながら実践的に学んでいきます。

心理学検査測定実習
心理学は、客観的な事実に基づいて人間を探求する学問であり、研究には観察や実験、調査、検査が不可欠です。この授業では、心理学で使われる多様な検査、調査について実践的に学びます。知能を測定する「知能検査」、気持ちや行動などに関する質問に「はい・いいえ」で答えてもらう「質問紙法人格検査」、抽象的な図形を見て思うことを答えてもらったり絵を描いてもらうことで分析する「投映法人格検査」、その他「観察法」「対人魅力」「行動の測定」「尺度構成」「質問紙法調査」という合計8つの測定や調査について、それぞれ専門の担当教員が指導します。学生はこれらの検査や調査をすべて体験し、科学分野のひとつである心理学の基本的な素養を身につけていきます。

成績評価と単位認定

成績評価

GPA制度について

GPA(Grade Point Average)制度の導入の趣旨は、1. キャンパスとして統一した基準を作成すること、2. 公平性に優れた基準であること、3. 国際的に通用する基準であることとし、学生の学修の成果をGPAという客観的な数値で評価するものです。またこの制度は、欧米の大学で採用されている成績評価制度に概ね準拠しており、海外留学、海外の大学院進学、外資系企業への就職などの際に学力を証明する指標として、海外でも通用する成績評価制度となっています。

成績などの表示および成績評価基準

区分 評価 GPA 成績評価基準 評価内容 (英文内容)
合格 S 4.0 90点以上 特に優れた成績を表します。 (Excellent)
A 3.0 80点台 優れた成績を表します。 (Good)
B 2.0 70点台 妥当と認められる成績を表します。 (Satisfactory)
C 1.0 60点台 合格と認められる最低限の成績を表します。 (Pass)
不合格 D 0.0 60点未満 合格と認められる最低限の成績に達していないことを表します。また、授業等の出席日数不足および当該授業における試験の未受験等も含みます。 (Failure)
対象外 N - - 編入や留学等により他大学等で修得した科目を本学の単位として認定したことを表します。(単位認定科目) (Credits Transferred)

GPAの算出方法

GPAの算出方法

単位認定

単位を修得するためには

  1. 履修登録をします。ポータルサイトを利用しWeb上で履修登録を行い、履修確認もしっかり行います。春期・秋期、それぞれに行う必要があります。

  2. 授業に出席します。授業は全部で15回です。(春期・秋期とも)
    授業をよく聴き、教科書や参考書を熟読し理解を深めましょう。通常は、週1回の授業に対し予習・復習に各2時間が必要です。したがって、1日2科目の授業があると、予習復習で8時間必要になります。
    すべての授業において、初回の授業から必ず出席してください。また、それに間に合うように教科書を購入しておくと良いでしょう。

  3. 科目によって試験を受けることや、レポートを提出することがあります。(評価方法は担当教員によって異なります)

  4. S・A・B・Cの評価がついた場合は、合格となり、単位を修得したことになります。なお、D評価の場合は不合格となり、単位を修得できていないということになります。必修科目でD評価となると、翌年度以降再履修しなければなりません。
    また、単位を修得した科目は、再度履修することはできません。

  5. 学業成績について
    • 学業成績は、学期末の試験(筆記試験・口述試験・実技試験またはレポート)によってこれを評価しますが、授業科目によっては、教室における授業時間中の小テスト・レポート・平素の出席・学修状況等を平常点として加味して評価する場合や、平常点だけで評価する場合もあります。
    • 学業成績は成績表に評価のみ記載して交付します。
    • 1度合格した科目については取り消すことや、再履修することはできません。
    • 成績表はセメスター毎にポータルサイトにて発表します。
    • 成績発表後、試験を受験(レポート提出)したにもかかわらず評価がないなど、成績について質問がある場合には、次のセメスターのはじめに(履修登録期間まで)、登校して教員に直接問い合わせてください。教員が退職して問い合わせができない時は教務グループ窓口にその旨を申し出てください。

卒業に必要な最低単位数 (2020年度入学生)

科目の種類 必修・選択の別 所要単位数
総合基礎科目(※2) Ⅰ:大学での学び方
Ⅱ:人の心と思想を学ぶ
Ⅲ:歴史と文化を学ぶ
Ⅳ:社会と経済のしくみを学ぶ
Ⅴ:法律と政治のしくみを学ぶ
Ⅵ:自然法則と数理科学を学ぶ
Ⅶ:地球環境と生命科学を学ぶ
選択 12(※1)
英語科目 英語Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ 必修 各1単位 4
専門科目 専門教育科目(※2) 必修 38 74
選択必修(※3) 2
領域必修(※4) 6
選択(※5) 28
共通選択科目
  • 専門教育科目74単位の超過単位
  • 言語教養科目
  • 自己啓発支援科目
  • オープン科目
  • 総合基礎科目の超過単位
選択 34
合計 124
  • ※1総合基礎科目の修得単位が12単位を超えた場合は、超過修得単位のうち8単位までは共通選択科目として認定されます。
  • ※2教職・学芸員各課程科目の単位については、専門教育科目または総合基礎科目の単位に含まれるものがあります。
  • ※3選択必修科目の超過修得単位は選択科目の単位に算入されます。
  • ※4領域必修科目の超過修得単位は選択科目の単位に算入されます。
  • ※53年次進級時に決まる各自の領域以外の領域も含め、すべての領域の選択科目が選択科目の単位に算入されます。