実際の臨床現場で使用されているさまざまな最新検査機器を完備しており、これらを使用することで放射線・磁気・超音波などを用いた生体画像情報の取得、そして診断・治療技能に関する知識と実践能力を養います。また放射線・電磁波などの人体影響と安全管理に関する正確な知識を養うことも目的としています。
X線を使って人体の断層写真を撮影する装置です。本学では16列CTという最新の装置を使用し、全身の得られたデータで3D画像を構築し臨床で必要な画像処理を学ぶ装置です。
磁石と電波を使って画像を作る装置で、本学の装置は、0.25テスラの磁場強度を持つ永久磁石タイプのものです。診療放射線を技師は、このような放射線使わない画像診断装置全般も扱っています。
一般撮影ともいわれる、診療放射線技師が行う最も基本的なX線での単純撮影を行う装置で胸部・腹部・骨の撮影を行います。本学では、この装置を3台設置しています。
胃や腸などの消化管を撮影する装置です。バリウムなどの造影剤を使用して、消化管の動き等をリアルタイムに動画として表示し、撮影画像はデジタル処理を行います。
人には聞こえない高い周波数の超音波を使い断層画像を撮影し、身体の中(頚部・腹部・心臓・血管を行う装置など)の状態を調べる検査です。X線を使わずに撮影するので、被ばくの心配のない検査です。
乳房専用のX線撮影装置です。乳がん検診において、マンモグラフィーとも呼ばれる、近年の乳がん検診で、もっとも重要で、詳細な技術が求められます。
画像検査装置で撮影された画像を、より診断しやすい画像にするため、このワークステーションを用いて各装置から送られてくるデジタルデータを画像処理し、診断能の高い画像を作成します。