学習方法
学習方法

はじめに

資格 取得要件
教育職員免許状
高等学校教諭一種(情報)
所定の単位を修得し、卒業後に個人で申請。
第一級陸上特殊無線技士免許 正科生のみ
「在学中」に指定された科目の単位を修得し、本課程卒業後に個人で申請。編入学で該当科目を単位認定された場合や、卒業後の科目等履修・単位修得では免許を取得できません。
第三級海上特殊無線技士免許

eラーニングによる履修スタイル

理工学部情報科学科の学習方法は、自宅のパソコンからのインターネットによるeラーニングです。ポータルサイト(Campus Square)からLMS(Learning Management System)にログインし、1年間に履修する科目を登録します。履修登録完了後数日で、eラーニングで指導書やレポート課題、学習コンテンツが公開され学習開始となります。使用するeラーニング(LMS)が教室となり、大学からのお知らせなども全てLMSで配信されます。eラーニングの環境にアクセスできることや、eメールで教員・事務局とやり取りができることが求められます。

指定されたテキストを基に自学学習し、与えられた課題に対してレポートを提出します。規定数のレポートに合格したうえで、科目修得試験を受験し単位修得をするものです。テキストによる自宅学習が中心となり、通信課程での単位修得の中心となる授業です。

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自宅のパソコンからインターネットを利用してeラーニング(LMS)で学習を進め、演習や小テストなどを行います。指定された課題を合格したうえで、科目修得試験を受験し単位修得をします。
スクーリング(S)でも開講されている場合には、履修登録の際に、どちらの形態で学修するかを選択します。メディア科目として受講する場合には、スクーリング科目として履修することができません。

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決められた期間、大学に登校して直接授業を受ける授業形態です。履修登録の際に、スクーリング授業として選択した対象科目について、1科目につき2日間ないしは3日間受講します。2日間で実施する科目は、LMSでの学修も行わなければ単位認定されません。メディア(M)でも開講されている場合には、履修登録の際にどちらの形態で学修するかを選択します。スクーリング科目として受講する場合には、メディア科目・テキスト科目として履修することができません。

スクーリング実施会場・日程

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科目修得試験は、1科目につき2回、受験の機会があります。時間割はあらかじめ決定しています。受験したい時期のレポート提出締切日に合わせて学修を進めることになります。

科目修得試験実施日程・会場

科目修得試験実施日程・会場

科目取得試験時間割

2024年度 科目修得試験時間割

成績評価

GPA制度について

GPA(Grade Point Average)制度の導入の趣旨は、1. 学部として統一した基準を作成すること、2. 公平性に優れた基準であること、3. 国際的に通用する基準であることとし、学生全員の学修の成果・到達度を評価できます。またこの制度は、外国の多くの大学が採用している成績評価制度に概ね準拠しており、海外留学、海外の大学院進学、外資系企業への就職などの際に、学力を証明する指標として国際化に対応した成績評価制度となっています。

成績などの表示および成績評価基準

区分 評価 GPA 成績評価基準 評価内容
合格 S 4.0 90点以上 非常に優れた成績を表します。
A 3.0 80点台 優れた成績を表します。
B 2.0 70点台 妥当と認められる成績を表します。
C 1.0 60点台 合格と認められる最低限の成績を表します。
不合格 不合格 0.0 60点未満 合格と認められる最低限の成績に達していないことを表します。
欠席 0.0 試験を欠席 当該授業の試験の未受験やレポート等の未提出を表します。
無資格 0.0 受験資格なし 当該授業の出席日数不足により受験資格がない、または履修放棄したことを表します。

GPAの算出方法

GPAの算出方法

単位認定(2021年度入学者)

科目区分 最低必要単位数 備考
総合基礎科目 必修 4 16 各科目区分において定められた単位を最低限修得してください
選択 12※
専門基礎科目 必修 6 92
専門科目 必修 16
専門基礎科目および専門科目 選択 70※
総合基礎科目、専門基礎科目、および専門科目 選択 16 16 ※の最低必要単位数を超えて修得した単位数を充当します
合計 124 124単位中、スクーリング授業とメディア授業で必ず30単位以上になるよう修得してください
  • 選択科目は、総合基礎科目の選択科目を12単位、専門基礎科目および専門科目の選択70単位、科目区分を問わずに選択科目16単位、合計98単位を最低限修得してください。
  • 卒業に必要な最低単位数124単位に教員免許状に必要な「各教科の指導法」「教育の基礎的理解に関する科目等」は含むことができません。
  • 「各教科の指導法」「情報と職業」「教育の基礎的理解に関する科目等」は、教職課程希望者で入学後に所定の手続きを行った者のみ履修することができます。
  • 1年次には1年配当科目のみ履修できます。2年次には1・2年配当の科目が履修でき、3年次には1・2・3年の配当科目、4年次では年次に関係なく履修できます。
  • 単位数が少なくても4年生まで学年が進行します。卒業単位を満たすまで、4年生で留め置きとなります。ただし、最長在学年限を超えることはできません。

編入学希望者の既修得単位の認定基準(参考)

科目区分 認定方法 2年次編入
認定単位数上限
3年次編入
認定単位数上限
総合基礎科目 必修 個別 4単位 4単位
選択 包括/個別 28単位 28単位
専門基礎科目
専門科目
必修 個別 22単位 24単位
選択 包括/個別 32単位 62単位
合計 32単位 62単位
  • 認定される科目や単位数は、出身校で修得した科目の内容やその単位数により個人で異なります。
  • 個別認定とは、出身校で修得した科目の内容が本学の開設科目の内容と合っていれば本学の開設科目を履修したものとして認定する方法です。
  • 包括認定とは、個々の科目ではなく、本学の開設科目群の各科目区分の選択科目の単位としてまとめて認定する方法です。
  • 認定される単位数が少ない場合には、希望していた年次より下の年次での入学許可となります。
  • 理工系とは異なる学校出身の方は、情報系・数学系の科目の修得に時間を要する傾向があります。仕事などとの両立に無理のないよう、2年次編入での出願をお勧めします。