心理学専攻
  • 八王子キャンパス
文学研究科 心理学専攻

心の問題にアプローチする
専門家を育成します

心理学専攻の概要

博士前期課程(2023年4月開設)

臨床心理学コース
臨床心理学コースでは、高度な専門的知識と技能を備え、保健医療分野、福祉分野、教育分野、司法・犯罪分野、産業・労働分野、私設心理相談分野などの臨床心理の現場で、科学的視点で実践的な活動を行う人材を養成するプログラムを用意しています。多種多様な学外の施設と協定を組み臨床実習先を用意しておりますが、臨床実習のうち、最も重視しているのが帝京大学心理臨床センターにおける臨床実習です。心理臨床センターは地域の人びとを対象としたカウンセリング施設で、心の支援サービスを提供しており、修士課程1年次は受付担当を行い、2年次には実際の事例を扱う臨床実習に取り組みます。なお、本コースでは、国家資格である公認心理師や臨床心理士(資格認定協会より第1種養成課程に指定)、臨床発達心理士養成のカリキュラムに対応しています。

帝京大学 心理臨床センター オリジナルサイト

心理科学コース
心理科学コースでは、認知心理学、動物心理学、生理心理学、計量心理学及び社会心理学を中心的な研究分野とし、人の心のメカニズムを科学的に解明します。心の諸側面を客観的にとらえたデータを収集し、心理統計の手法を用いてデータを分析し、心理科学の先端的知識と論理的思考を用いて分析結果を解釈し、結論を導き出します。創造性豊かな優れた研究を遂行する能力をもつ人材、心理科学の先端の専門的知識と技術を社会で応用できる人材を養成します。

博士後期課程

心理学に関する高度な研究能力と豊かな学識を養い、研究者として自立して高次の研究を行う者、また高度に専門的な心理臨床業務や教育業務等に就く人材を育成します。それぞれの領域で最先端の「特殊研究」「特殊演習」科目を設定しています。研究成果を学位論文としてまとめることが課程修了の要件になっています。

シラバス

シラバス

文学研究科 心理学専攻のシラバス

成績評価と単位認定

成績評価

成績評価方法については、シラバスにおいて科目毎に事前に公表します。なお、成績評価基準については、本学大学院学則第22条に基づき下表のとおり取り扱います。

評価 評点 判定
S 100~90点 合格
A 89~80点
B 79~70点
C 69~60点
D 60点未満 不合格
N - 認定

単位認定

心理学専攻 博士前期課程

  • 臨床心理学コースの修了に必要な単位数は、心理学基盤科目(但し心理科学群を除く)から必修科目を含む21単位以上(「研究法・統計法群」「心理学専門領域群」「社会心理学群」「医学・薬理学群」の選択科目から各群1科目2単位以上、「心理療法群」から2科目4単位以上)、臨床心理士実践科目から16単位、特別研究科目から8単位、計45単位以上です。
  • 心理科学コースの修了に必要な単位数は、心理学基盤科目(但し心理療法群を除く)から必修科目を含む23単位以上(「研究法・統計法群」「心理学専門領域群」「社会心理学群」「医学・薬理学群」の選択科目から各群1科目2単位以上、「心理科学群」から2科目4単位以上)、特別研究科目から8単位、計31単位以上です。
  • 本課程に2年以上在学し、必要な単位数を修得し、かつ、必要な研究指導を受けた上、修士論文の審査及び口述試験に合格して修了となります。

心理学専攻 博士後期課程

  • 修了に必要な単位数は全部で16単位です。
  • 原則として、自分の指導教員の科目を3年間続けて履修してください。
  • 必要単位数を充足し、博士論文の審査に合格して修了となります。
  • 必要単位数を充足しても、博士論文未提出または不合格の場合は満期退学となります。
  • (3年次)3月に博士後期課程を修了する場合は、学位論文その他の必要書類を11月上旬までに教務グループ大学院窓口に提出してください。