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2023年08月21日

協定校ウシャク大学留学生の研究成果が国際ジャーナル誌に掲載されました

2023年8月、国際ジャーナル誌「International Journal of Air Quality, Atmosphere & Health」に、ウシャク大学(トルコ)の大学院生Yavuz Akdagさんの研究成果が掲載されました。
Yavuz Akdagさんは、2019年10月~2020年2月まで帝京大学理工学部機械・精密システム工学科加藤研究室に留学しており、今回掲載された論文は、留学時に研究していた自動車の排出ガス低減技術に関する研究成果です。

加藤研究室では、自動車から出る有害排出ガスや燃費・電費の低減技術に関しての研究を行っており、本研究は自動車のエンジン始動時の外気温度と車両のエンジン始動から走行までの時間が排出ガスにおよぼす影響を調査したもので、エンジン始動から走行までの時間を増やすことにより、有害排出ガスの排出量はCO(一酸化炭素)が23%、THC(全炭化水素)が45%、NOx(窒素酸化物)が66.5%と大幅に削減されることを確認しました。したがって自動車からの有害排出ガス量はドライバーの運転操作手法にも大きく影響し、適切な運転操作を行うことにより環境にやさしい持続可能な社会が実現可能なことを示しました。
今回のウシャク大留学生の研究成果が国際ジャーナル誌に掲載されたことは、本学における自動車研究のレベルの高さとともに、本学の教育指針の一つである国際性を示す大きな成果となりました。

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