医学研究科の専攻紹介

現場の視点を持った医学研究者を育成します

医学研究科は、従来の5専攻から1専攻(医学専攻)に改組することになりました。それに伴い教育課程を見直し、専門科目において、改めて5つの分野と1つのコースを編成しました。それぞれの分野・コースにおいては、人材養成の目的を達成することを使命としますが、社会の要請に応じるため多種・多様な研究テーマを取り扱えるよう教育課程を整備しています。

医学専攻

■構造機能医学分野

従来の基礎医学領域における正常な生体の構造・機能に関する研究分野を取り扱い、「細胞組織学」、「脳神経科学」、「生化学/臨床医科学」、「分子生体機能学」、「生命物質化学」の5つの科目を開講し、同領域の研究者を養成する。

 

■基礎病態学分野

構造機能医学分野が正常な生体の構造・機能に関する研究分野であるのに対し、ここでは基礎医学領域の病的状態における病態生理・病的構造改変に関する研究分野を取り扱い、「人体病理学・病理診断学」、「神経薬理学」、「感染免疫病態制御学」などの科目を開講し、同領域の研究者を養成する。なお、比較的新しい分野である「宇宙環境医学」、「移植免疫学」、「国際感染症学・危機管理学」なども含まれる。

 

■社会保健医学分野

社会医学及び保健等の関連領域の研究分野を取り扱う。一般的に社会医学の範囲は、衛生学公衆衛生学や法医学を取り扱うものであるが、従来の社会医学分野とともに、最近新しく発展しつつある医学と社会の接点もしくはその周辺領域の科目も取り扱う。よって、「地域医療学」や「臨床試験学」などの科目を含める。そのため、分野名を、社会医学分野ではなく、社会保健医学分野とし、同領域の研究者を幅広く養成する。

 

■器官系統病態学分野

従来の臨床医学分野における内科学・外科学を含む臓器・器官系統別の学問・診療体系をなしている研究分野を取り扱う。主な科目は、内科学の各領域、外科学の各領域を中心に、「小児科学」、「皮膚科学」、「耳鼻咽喉科学」、「視覚病態学」などが含まれる。同領域の研究者を養成すると共に専門医の取得も目指していく。

 

■総合病態診療学分野

器官系統病態学分野のように臓器・器官系統別の学問・診療体系に含まれず、臓器・器官系統を超えて、各臓器・器官系統を横断的にとらえ、診療する分野を取り扱う。
主な科目は、「心身医学」、「精神神経科学」、「リハビリテーション医学」、「臨床検査医学」、 「麻酔科学」、「救急災害医学」などが含まれる。同領域の研究者を養成すると共に専門医の取得も目指していく。

 

■がん専門医養成コース

多様なニーズに応じたがん医療を多職種連携と地域の診療施設との連携のもとで実践し、都市部におけるがん診療をけん引する高度医療人材を養成する。

1. がん薬物療法専門医養成

2. 緩和医療専門医養成

3. がん専門的手技実地体験

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