2026年10月16日
2026年8月28日(金)~9月8日(火)、帝京大学経済学部経営学科教授 川上祐司のゼミが、アメリカ合衆国テキサス州において、スポーツビジネスと企業経営をテーマとした海外フィールドワークを実施しました。本フィールドワークは、世界有数のスポーツ市場を持つアメリカを舞台に、スポーツ施設や企業、大学などを訪問してプロスポーツの施設運営や経営戦略、グローバル企業のマネジメントについて学ぶことを目的としています。
学生たちは、スポーツビジネスの学びとして、NFL(ナショナル・フットボール・リーグ)ダラス・カウボーイズの本拠地であるAT&Tスタジアムで試合を観戦したほか、MLB(メジャー・リーグ・ベースボール)ヒューストン・アストロズの本拠地ダイキンパークや、テキサス・レンジャーズの本拠地グローブライフ・フィールドなどを訪問しました。世界有数のスポーツエンターテインメントの現場を体感しながら、スタジアム運営やファンサービス、スポンサーシップを活用した収益創出の仕組みについて学びました。
本研修の中心的な訪問先であるダイキン・テキサス・テクノロジーパーク(DTTP)では、ダイキングループの北米市場における事業戦略について講義を受けるとともに、ショールームや工場を見学しました。工場では、安全教育施設「Safety Dojo(安全道場)」や技術向上を目的とした「技能オリンピック」など、人材育成の取り組みについて学びました。さらに、22カ国語が飛び交う多国籍な職場環境や、高い人材流動性に対応する組織運営について理解を深め、グローバル企業ならではのマネジメントの実践に触れました。
さらに、複数の現地大学も訪問し、テキサス大学ダラス校では、帝京大学アジア交流プログラム(TAEP)修了後に同大学ビジネススクールへ進学した卒業生との交流があったほか、テキサス大学オースティン校で、全米屈指の人気を誇るカレッジフットボールチーム「Texas Longhorns」の開幕戦を観戦し、大学スポーツが地域社会や大学ブランド形成に果たす役割についても考察しました。
今回の研修に参加した友田こころさん(経済学部4年)は、「AT&Tスタジアムでは観客の熱気や演出が生み出す圧倒的な空間に驚き、スポーツが体験全体を通して価値を生み出していることを実感しました。また、DTTPの多国籍な人材が活躍する現場を見学し、海外市場でブランドを確立しながら組織を運営する難しさと面白さを学ぶことができました」と話しました。
今回のフィールドワークは、スポーツビジネスやグローバル企業経営について現地で学ぶ実践的な学修機会となりました。学生たちは教室での学びを実社会と結び付けながら、国際的な視野と実践的な経営感覚を養いました。