2026年08月19日
2026年7月1日(水)、帝京大学八王子キャンパスにて、本学法学部政治学科准教授 朴井晃が担当する「基礎教養演習Ⅰ」において、昨年度に続き株式会社ウチダシステムズ人事総務部 田中千菜美氏をゲストスピーカーに迎え、特別講義を実施しました。
本授業は、政治学科の学生が大学での学びを深めるための基礎力を養うことを目的としています。今回、「働くことを考えるうえでの人事担当者からのアドバイス」をテーマに、企業の人事担当者の視点から、働くことの意味や進路選択の考え方について学びました。
株式会社ウチダシステムズは、ICTの活用や空間デザインを通して、働く場、学ぶ場、生きる場を支える事業を展開しています。講義では、同社の事業概要をはじめ、顧客の課題を掘り下げて解決策を提案する仕事のあり方について紹介があり、相手を理解し課題に向き合うことの重要性について考える契機となりました。続いて田中氏からは、自身の就職活動や人事担当者としての経験を踏まえ、「働くことは人生のすべてではなく、自分の人生を構成する一部」であり、自分の価値観を知ることが大切であると話しました。また、「就職活動は企業が学生を選ぶ場ではなく、お互いに選び合う場である」とし、企業理念、働き方、仕事の進め方、職場の実態などを踏まえたうえで、自分に合った進路を考える必要性ついて説明しました。参加した学生たちは、面接が相互理解の場であり、内定を得ることだけがゴールではないことをあらためて学びました。
受講した堀蒼史さん(法学部2年)は、「私は将来、地方公務員として、行政を通して住民生活を支え、地域の課題解決にかかわりたいと考えています。今回の講義を通して、就職活動では企業や自治体に選ばれることだけでなく、自分がどのような価値観を持ち、社会にどう貢献したいのかを考えることが大切だと学びました」と振り返り、今後の講義やゼミ、インターンシップを通して、地方自治への理解を深め、将来像を具体的にしていきたいと意気込みを語りました。
後期の「基礎教養演習Ⅱ」では、現役の公務員を迎え、公務の視点から「働く自分」を考える授業を予定しています。本学は今後も、3年次から始まるゼミナールでの専門的な学びや、キャリア形成の基礎となる力の育成を重視し、実務家との連携を通して、学生一人ひとりが将来や社会との関わりについて考える教育を進めていきます。
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