2026年07月27日
2026年7月4日(土)・5日(日)、中京大学名古屋キャンパス(愛知県名古屋市)にて開催された日本スポーツ産業学会第35回大会のアイデアコンペティションで、帝京大学経済学部経営学科教授 川上祐司ゼミに所属する小林勇裕さん(経済学部3年)が愛知県知事賞を受賞しました。
本コンペティションは「アジア・アジアパラ競技大会からつなぐ、スポーツとまちの未来」と「地域と共生するスポーツ施設」をメインテーマに開催されました。小林さんは、「LINK RELAY - Beyond the Legacy – 体験型スポーツキャラバン『Same Sports Experience』を全国へ」をタイトルに、大会会場の空き時間を活用した競技体験と試合観戦を組み合わせた全国巡回型スポーツキャラバンを展開し、障がい者スポーツへの理解と関心を広げる企画を提案しました。
帝京大学陸上競技部の主将として活躍する小林さんは、全国障がい者スポーツ大会「わたSHIGA輝く障スポ2025」で視覚障がい選手のコーチおよび伴走者として活動しました。担当選手を支え、金メダルを獲得した経験を通して、 障がい者スポーツの競技性の高さや選手たちのパフォーマンス、そして競技を支える多くの人びとの存在を実感したといいます。その経験から、障がい者スポーツの魅力と社会的認知との間にギャップを感じたことが、今回の提案の出発点となりました。提案作成にあたってはパラ競技者や大会関係者へのヒアリングも行い、競技の魅力をより多くの人に伝える仕組みづくりを検討しました。
受賞にあたり小林さんは、「自分自身がアスリートであり、両方の大会に参加したことで、障がい者スポーツも健常者スポーツも本質的に同じスポーツであると強く感じていました。今回の受賞は、川上教授、先輩、ゼミ生の仲間をはじめ、多くの方がたの協力があって成し遂げることができました。障がい者スポーツの魅力をより多くの人に届け、この提案を将来実現につなげていきたいです」と話しました。
今回のコンペティションでは、一次審査26作品、二次審査5作品の中から最終的に3提案が表彰されました。その中で、小林さんは競技現場で得た経験と大学での学びを結び付け、スポーツを通じた共生社会の実現に向けた提案として高く評価され、愛知県知事賞を受賞しました。本学では今後も、スポーツの発展を支援するとともに、学生の主体的な研究活動と社会課題の解決に向けた挑戦を積極的に発信していきます。
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