2026年06月16日
2026年5月28日(木)・29日(金)、ピアザ淡海 滋賀県立県民交流センター(滋賀県大津市)で開催された第5回日本医学会連合 Rising Star リトリートにおいて、帝京大学医真菌研究所講師 宮下惇嗣が、優秀賞を受賞しました。
本リトリートは、一般社団法人 日本医学会連合が主催する若手研究者向けの企画であり、「ノーベル賞への第一歩 - 若手研究者が切り拓く基礎医学」をテーマに開催されました。当日は、日本医学会連合の基礎部会・臨床内科部会・臨床外科部会に所属する若手研究者、企画委員、招聘演者など計62人が参加し、分野を越えた研究発表と活発な討論が行われました。宮下講師は、「カイコモデルを用いた感染症基礎研究」について発表し、カイコを用いた真菌感染症モデルを基盤に、真菌症を含む感染症の基礎研究と創薬研究をつなぐ研究成果が高く評価され、今回の受賞に至りました。
カイコモデルは、哺乳動物を用いた実験の前段階として多数の個体を扱うことができる実験系です。病原体と宿主の相互作用の解析や感染症に対する治療候補の評価に活用できるほか、生存評価の自動化などへの展開も期待されています。今回の受賞は、同研究所で進めているカイコモデルを用いた真菌症研究の意義と、基礎医学分野における今後の発展可能性が評価されたものです。今後も、医真菌症を含む感染症の理解と治療法開発に資する研究を推進していきます。