2025年05月29日
2025年5月20日(火)、帝京大学法学部政治学科准教授 朴井晃が開講する行政学Ⅰおよび演習Ⅰ・Ⅲの授業にて、埼玉県川口市の職員をゲストスピーカーに迎えた授業を実施しました。本授業は、地方行政における政策や制度について、理論と実践の両面から学ぶ内容となっており、自治体で実務経験を持つ方がたから直接お話を伺うことで、行政の現場に対する理解をより深めることを目的としています。
行政学Ⅰでは、川口市子ども部保育幼稚園課の沼口絵里氏を講師にお迎えし、「自治体職場の最前線-市役所職員の実際-」と題して、市役所職員としてのキャリアの歩みや日々の業務への向き合い方、人事異動を通した職務の変化などについて、具体的な経験談を交えてお話しいただきました。演習Ⅰ・Ⅲでは、川口市保健部国保収納課の岩倉史佳氏を講師にお迎えし、「市役所公務員という選択」をテーマに、地域社会の課題に向き合う行政のミッションや、公務の難しさとやりがいについてお話を伺うことができました。講義後には沼口氏にも加わっていただき、活発な質疑応答が行われ、学生にとって公務員として働くことを具体的にイメージする有意義な機会となりました。
朴井ゼミでは、過去2年間にわたり川口市のインターンシップに複数の学生が参加しており、今年度も夏季休暇期間中に複数名が参加予定です。今後も朴井准教授の授業では、地域社会の第一線で活躍されている方がたをゲストスピーカーとしてお招きし、現場の知見を学びに取り入れることで、学生の理解を深め、地域に貢献する人材の育成をめざしていきます。
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