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2023年04月26日

霞ヶ関キャンパス外国語学部国際日本学科の開設1周年を記念したセミナーを実施しました

2023年4月18日(火)、帝京大学霞ヶ関キャンパスにて「日仏におけるコモンズとしてのテロワールチーズと持続的観光・地域振興」を実施しました。本セミナーは本学外国語学部国際日本学科の開設1周年を記念して、社会人を対象としたリカレント講座やリスキル講座、学内外との連携による公開セミナー・シンポジウム等を企画運営している本学冲永総合研究所と本学外国語学部国際日本学科の共催、千代田区後援として実施しました。当日は、日仏の研究者・専門家を招聘し、本学外国語学部国際日本学科准教授 森崎美穂子のほか、識者4人が登壇しそれぞれの専門分野の報告を行いました。

登壇したクレルモン=フェラン獣医畜産大学教授 フィリップ・ジャンノー氏、リヨン第二大学教授 クレール・デルフォス氏からは、良質なコンテチーズを継続的に生産する体制を確立したAOPの仕組みについてや、チーズの品質向上・高価値化する機運が高まった歴史的背景の報告がありました。また、実際にフランスにてチーズ生産・コンクール審査員等に従事する山口潮久氏からはアボンダンスチーズ生産やフランス農家の現状等について、株式会社フェルミエ会長 本間るみこ氏からは日本国内でのチーズ食文化の歴史と現状について報告がありました。

当日は民間企業の関係者や一般の参加者を含め81人が出席し盛況で、参加者からは「時代背景などを知ることでよりチーズへの関心が深まり、勉強になりました」「学問的なお話と、事例的なお話の両方がぎゅっと詰まったセミナーで、とても興味深い内容でした」などの充実した様子のコメントが寄せられ、セミナー修了後も活発な交流の様子がうかがえました。

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