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2023年03月01日

八王子キャンパス文学部社会学科の学生が認定NPO法人ReBitとスターバックスコーヒージャパン株式会社によるジェンダーの社会学の協働授業に参加しました

2022年12月3日(土)、帝京大学文学部社会学科の学生がNPO法人ReBit(以下:ReBit)とスターバックス コーヒー ジャパン株式会社(以下:スターバックス)による「ジェンダーの社会学」の協働授業に参加しました。同学科教授 久木元真吾が担当をしている「ジェンダーの社会学」では、現在の「性」のあり方の多様性を把握し、これからの「性」をめぐる社会や制度のあり方について展望をもてるようになることを目標としています。スターバックスは多様性をテーマにレインボーをモチーフとした商品を販売し、その売上の一部をReBitに寄付することで行われる「レインボー学校プロジェクト」を行っています。今回本学学生は「多様な性ってなんだろう?~お互いの違いを受け止める社会を目指して~」をテーマに多様な性に関する基礎知識やライフストーリー、そして多様性について人それぞれのセクシュアリティがあり、“ちがい”を大事にするための工夫を学びました。

自分のセクシュアリティを他人に打ち明けることを「カミングアウト」といい、ゲストスピーカーは自身の体験談から「カミングアウトをすることによって、世の中に認められものすごいパワーを感じることができ、何かが解き放たれた」「家族にカミングアウトし“自分らしくしていいんだよ”と認めてもらいまた、職場でもカミングアウトしたところ、人と異なる視点が強みだと認めてもらえた」と話しました。多様性を尊重するためには、身近な人からカミングアウトを受けたとき、そのまま受け止めることが大切です。まずは相手の意思を聞く姿勢が重要であり、時間をかけて関係性を築き、お互いの「ちがい」を受け止めあえる社会を作ることが重要だと、学生は今回の講義を受けて学びました。本学では今回の授業のように多様性への理解を深める取り組みを積極的に行い、どんな「ちがい」をも受け入れられる社会をめざします。

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当日の様子_01

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