トピックス

  • 研究活動

2021年12月20日

本学の学生チームが国際イノベーションコンテストの世界大会で第2位を受賞しました

2021年12月19日(日)、第12回国際イノベーションコンテスト(iCAN’21)世界大会がオンラインで開催され、帝京大学理工学部情報電子工学科教授 蓮田裕一の研究室に所属する学生チームが見事第2位を受賞しました。
iCAN’21はMEMSデバイスを用いたアプリケーションを提案し、試作した成果を競う国際コンテストで、世界大会には日本の他にドイツ・スイス・タイ・中国から16チームが参加しました。本チームの研究テーマは「緊急地震速報と連動したコンビニやスーパーにおける店舗商品の落下防止システム」です。地震対策として、地震の検知と同時に新幹線を緊急停止するシステムが開発されていますが、地震による商品の落下、散乱のために休業することもあるコンビニやスーパーなどへの地震対策は交通機関などと比べて進んでいません。世界大会でも、緊急地震速報を受信すると同時に棚の上部に設置した商品保護フレームを自動で降下させ、商品を保護するメカトロニクス技術が審査員から称賛されました。さらに完成度の高さから、商品化をすすめられるなど高い評価を得ました。
蓮田研究室の今後のメカトロニクス製品の開発と製品化が期待されます。

メンバー

飯田雅裕さん(情報電子工学科3年)
濱崎圭亮さん(情報電子工学科2年)
ムハマド・シャヒルさん(情報電子工学科1年)
コーチ:蓮田裕一教授

国際イノベーションコンテストのホームページはこちら
蓮田裕一研究室の詳細はこちら

  • MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)デバイス:半導体の基板に、機械要素部品のセンサ・アクチュエータ・電子回路などをひとまとめにしたミクロンレベル構造を持つデバイス
当日の様子01
当日の様子02
当日の様子03

トピックス一覧へ