2021年03月03日
帝京大学理工学部バイオサイエンス学科講師 太田龍馬、筑波大学生存ダイナミクス研究センター教授 小林悟氏らの研究グループの研究成果が、2021年3月1日付けでScientific Reports誌に掲載されました。
本研究では、性染色体(X染色体)上の遺伝子の発現をオス(XY)とメス(XX)で等しくする機能(遺伝子量補償)が、始原生殖細胞では働かないことをショウジョウバエにおいて発見しました。この研究成果は、あらゆる生物種においていまだ十分にわかっていない生物細胞の性を決める機構の解明につながると期待できます。