教育目的と3つのポリシー
教育目的と3つのポリシー

教育目的

医療データサイエンスプログラムは、建学の精神に則り、医療関連分野のデータを利活用して学術的・社会的な課題を自ら設定し、その解決方法を立案・実施・評価でき、他者と協働し問題を解決できる研究者・指導者の養成を目的とする。

医療データサイエンスプログラムの3つのポリシー

医療データサイエンスプログラムは、医療関連分野のデータを利活用して学術的・社会的な課題の解決方法を立案し、それを実施・評価できる研究者・指導者の養成を目指している。
以下のような能力を身につけ、かつ所定の単位を修め、学位論文審査および試験に合格した者に対して学位を授与する。

  1. 医療関連のデータサイエンスに関する知識・技能をデータ分析に活用できる。
  2. 医療従事者と協働して、必要なデータを収集・蓄積し、それらを解析・分析することで困難な諸問題に対処できる。
  3. 医療現場のニーズに対応し、データから新たな知見と有用な価値を見出すことができる。
  4. 医療関連分野において、自ら学術的・社会的な課題を設定し、データサイエンスの知識と技能を活用して課題が解決できる高度な研究能力と指導力を有する。

学位授与に要求される能力を修得するために、医療データサイエンスプログラムは、以下の方針でカリキュラムを編成する。

  1. 医療関連分野のデータの取り扱いやセキュリティ等に係る情報倫理教育を行う科目を基礎科目に配置する。
  2. 医療関連分野に特化したデータサイエンス研究の基礎的涵養を図り、幅広い視野を身につけることで、学際的な分野への対応能力を養う特論と演習を専門科目に配置する。
  3. 医療関連分野の特性を踏まえ、データを収集・蓄積し、解析・考察を行い、それらを学位論文として作成し、口頭発表を行う研究科目を配置する。

医療データサイエンスプログラムは、医療関連分野のデータを利活用して学術的・社会的な課題を自ら設定し、その解決方法を立案・実施・評価し、他者と協働し問題を解決できる研究者・指導者の養成を目指しています。そのため、修士課程等における専門知識と汎用能力を修得していること、データの利活用に意欲を持っていることが求められます。
修士課程等における学修を通じて、次のような能力・資質を備えた入学者を求めています。

  1. データのもつ重要性を認識し、高い倫理観と使命感を備えている。
  2. 主体的に他者と協働することができるコミュニケーション能力を有する。
  3. 自ら課題を見つけ解決しようとする強い意欲を有する。