2026年10月21日
2026年8月27日(木)・28日(金)、九州大学医学部百年講堂・同窓会館(福岡県福岡市)で開催された第20回日本臨床検査学教育学会学術大会において、岩本幸来さん(医療技術学部4年)と押川華さん(医療技術学部4年)の2人が優秀発表賞を受賞しました。
本学会は臨床検査技師養成施設である全国の大学、短大、専門学校、専修学校で構成され、わが国の臨床検査の継続的な発展を通し、国民の保健福祉に貢献することを目的としており、今回は「臨床検査学 次の20年へ!-目指す未来、実現への課題-」をテーマに集会が行われました。
岩本さんは、本学医療技術学部臨床検査学科講師 亀田貴寛と、共同研究先である東京科学大学 大学院医歯学総合研究科臨床分析・分子生物学分野教授 大川龍之介氏らとの研究を進めており、「リポタンパク組成割合が血清アミロイドAの結合動態に与える影響について」について発表を行い、高比重リポタンパク(HDL)濃度が低い条件下では、血清アミロイドA(SAA)の結合割合がHDLから低比重リポタンパク(LDL)へ相対的にシフトすることを明らかにしました。
押川さんは、亀田講師と本学医真菌研究所講師 宮下惇嗣らの協力のもとで研究を進めており、「カイコ血リンパ液中リポフォリンの電気泳動の解析」について発表を行い、カイコ血リンパ中で脂質輸送を担うリポフォリンの脂質分画をリポタンパク電気泳動により解析し、ヒトのリポタンパクとの分画パターンの違い、およびカイコの成長段階に伴う脂質シグナルの変動について報告しました。
これら発表の内容が高く評価され、国内の多くの大学から発表された全57題の学生演題から10題だけが選ばれた優秀発表賞に本学から2題が選ばれ今回の受賞へと至りました。今後も、2人の活躍が大いに期待されます。
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