2026年08月05日
2026年7月18日(土)、学校法人純心女子学園 純心女子高等学校(長崎県長崎市)にて開催された「第1回医療福祉講演会」に、帝京大学から福岡医療技術学部医療技術学科講師 輪内敬三、同学科助手 林春菜、井久保智怜さん(大学院総合データ応用プログラム修士課程1年)が講師として参加しました。
当日は、高校1年生から3年生までの42人を対象に、「医療・福祉の分野で学ぶこと、働くこと、そして社会とかかわること」をテーマに、それぞれ異なる立場から紹介しました。
輪内講師からは、医療機器にかかわる企業活動、大学における研究、さらに海外での国際医療支援活動などの経験をもとに、医療にかかわる仕事が病院の中だけにとどまらず、研究、教育、企業、国際協力など、さまざまな形で社会とつながっていることを紹介しました。また、一つの職種や進路だけにとらわれず、自らの専門性を生かしながら活動の場を広げていくことについても話しました。
林助手からは、病院で医療に携わってきた経験と、現在大学教員として学生教育にかかわる立場から、医療現場で求められる役割や、医療職をめざすうえで大切にしてほしい視点について話しました。
井久保さんからは、本学での学びを経て、現在は帝京大学大学院総合データ応用プログラムで学ぶ立場から、大学での学びや研究、さらに卒業後も続く学びの可能性について紹介しました。高校生にとって比較的身近な学生の視点から、進路選択の先にどのような学びや可能性が広がっているのかを伝える機会となりました。
講演終了後には、参加した高校生によるワールドカフェ形式のグループワークが行われ、「思いやり」「人間らしさ」「AI」をキーワードとして、これからの医療や福祉について生徒同士で意見を交わしながら考えを深めました。近年、AIをはじめとするテクノロジーは急速に発展し、医療・福祉の分野においても、その活用がますます広がっています。一方で、人と人とのかかわりを基盤とする医療・福祉において、「人にしかできないこととは何か」「思いやりや人間らしさとは何か」を考えることも重要です。今回のグループワークは、未来の医療・福祉とテクノロジーとの関係について、高校生一人ひとりが自らの言葉で考える貴重な機会となりました。
今回の講演会を通して、医療・福祉には病院で働くことだけでなく、教育、研究、企業、国際協力など、多様なかかわり方があることを知ってもらう機会となりました。本学では今後も、高校生が将来の進路や医療・福祉への関心を深めることができるよう、高等学校との連携や教育・交流活動に積極的に取り組んでいきます。