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2026年07月17日

福岡医療技術学部 輪内講師が第48回日本呼吸療法医学会学術集会で奨励論文賞を受賞しました福岡キャンパス

2026年4月、帝京大学福岡医療技術学部医療技術学科講師 輪内敬三が第48回日本呼吸療法医学会学術集会の奨励論文賞に選出され、2026年7月4日(土)・5日(日)に国立京都国際会館(京都府京都市)で開催された同学術集会において授賞式が行われました。

受賞対象となった論文では、COVID-19患者に使用された人工呼吸器、ECMO、生体情報モニタなどの医療機器に関連するインシデントおよびアクシデント事例を、全国規模の公開データに基づいて解析しました。その結果を通して、パンデミック下における医療機器の安全管理上の課題を検討し、感染症流行時における医療機器運用体制の重要性を示しました。

輪内講師が主宰するVECBP Labでは、臨床工学技士の専門性を基盤とし、医療機器の安全管理や体外循環、血液浄化、呼吸管理などに関する研究を進めています。また、臨床工学の知見を獣医療分野にも応用し、小動物医療における治療技術や医療機器運用の最適化をめざした研究にも取り組んでいます。
現在は、これまでの循環器・代謝領域に加え、内視鏡、呼吸管理、ペースメーカー、カテーテル治療など、幅広い領域への展開を視野に入れています。これらの研究を通して、ヒト医療および獣医療の双方における医療技術の発展と、安全で質の高い医療の実現に貢献することをめざしています。

受賞コメント

このたびは、奨励論文賞という大変光栄な賞を賜り、誠にありがとうございます。本論文では、COVID-19流行下における医療機器関連事例を解析し、医療機器安全管理の観点から課題を検討いたしました。COVID-19は当初のような社会的緊張の中心ではなくなりつつありますが、当時の経験を一過性のものとして終わらせず、今後の感染症危機にも備えた医療機器の安全な運用体制を検討し続けることが重要であると考えています。
今回の受賞は、私一人の力によるものではなく、ご指導くださった先生方、共同研究者の皆さま、そして日々現場で尽力されてきた医療従事者の方がたのお力添えによるものです。心より感謝申し上げます。今後も慢心することなく、臨床に還元できる研究を積み重ねていきます。

第48回日本呼吸療法医学会学術集会についてはこちら
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