2026年07月10日
2026年7月6日(月)、帝京大学八王子キャンパスにて、帝京大学大学院教職研究科准教授 爲川雄二が担当する「手話コミュニケーション入門Ⅰ」の一環として、東京2025デフリンピック卓球男子団体銅メダリストの亀澤史憲選手をお招きし、特別講義を行いました。本講義は八王子キャンパスの学生を対象に、手話の基礎や聴覚障がいへの理解を深めることを目的として開講されています。亀澤選手をお迎えするのは昨年に続き2年連続となり、今回は2025年に日本で初めて開催されたデフリンピックでの経験を中心に講演いただきました。
講義では、デフリンピックの概要や大会の意義に加え、世界各国のデフアスリートとの交流、大会を通して感じた競技環境の違いや、デフスポーツの魅力について紹介されました。また、聴覚障がいのある選手が競技を行ううえでの工夫や、卓球ではボールがラケットに当たる音ではなく視覚情報を頼りに回転やスピードを判断することなど、デフ卓球ならではの特徴についても分かりやすく説明され、学生たちは熱心に耳を傾けていました。
講義の最後には質疑応答が行われ、「ろう者の日常生活ではどのようなことに困ることが多いのか」「車の運転で工夫していることはあるか」など、学生から多くの質問が寄せられました。亀澤選手は一つひとつの質問に自身の経験を交えながら丁寧に回答し、学生たちは競技だけでなく、ろう者への理解を深める貴重な機会となりました。
本学では今後も、多様な価値観や共生社会への理解を深める学びの機会を提供し、学生一人ひとりの視野を広げる教育活動を推進していきます。
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