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2026年06月30日

渡邊教授らのAI搭載対話型がん相談サービス「ランタン」の実証プロジェクトがGENIAC-PRIZEで第3位を受賞しました板橋キャンパス

2026年3月24日(火)、帝京大学医学部内科学講座教授 渡邊清高らの研究プロジェクトが、AI搭載対話型がん相談サービス「ランタン」の開発と実証研究を行い、その成果が経済産業省・NEDO懸賞金活用型プログラム「GENIAC-PRIZE」において、社会課題解決AIエージェント開発領域 カスタマーサポートの生産性向上部門 第3位を受賞しました。
近年、がんを患った際の治療や療養の場は、病院から在宅や地域へと広がっており、患者さん本人やその家族が自ら情報収集を行い、治療や生活に関する選択を行う機会が増えています。一方で、がんに関する情報は専門性が高いうえに、インターネット上には医学的根拠の乏しい、信頼性の低い情報が多く存在することから、「何を」「誰に」相談するべきか分かりにくい状況が課題となっています。そこで「ランタン」は、国内外の診療ガイドラインなどの専門家により監修された情報源を基盤に、がん患者さんやご家族に、信頼性が高く、分かりやすく、温かみのある情報を提供するとともに、質の高いがん医療を提供する医療機関やがん相談支援センターなどの相談窓口へつなぐことをめざして開発されました。2025年11月からは、全国529人の薬剤師を対象とした実証研究を実施し、AIによる誤情報生成の検出と抑制手法の実装にも取り組み、重大な誤情報を抑制できる可能性が示されました。

研究者のコメント

帝京大学医学部内科学講座教授 渡邊清高
インターネット上ではたくさんの情報であふれていますが、中には間違った情報も少なくありません。がん患者さんやご家族にとって、情報は今後の治療や療養を選んでいくときには欠かせないものです。AIツールの活用により、医療従事者に聞きづらいことでも「まずは少し調べてみよう」と思えるきっかけをつくり、必要な情報の取得や専門家との対話につなげることができると考えています。地域での実証研究をさらに発展させることで、がん患者さんを支えるチームの輪が広がり、全国どこにお住まいでも、信頼できる情報をもとに、患者さんへ安全で効果的ながん医療が届けられること、そして安心して療養生活を送ることができる社会の実現を願っています。

今後も、医療機関や自治体との連携を通して、信頼できる医療情報へのアクセス向上と、がん患者さんの療養生活の質の向上に向けた活動の発展が期待されます。

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当日の様子01
当日の様子02
当日の様子03

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