2026年03月02日
2026年2月14日(土)、東京都内にて、本年度も輝かしい成績を収めた帝京大学空手道部の優勝祝賀会および香川師範勇退式が行われました。当日は、学生、保護者、大学関係者に加え、卒業生など約300人が出席し、盛大な会となりました。
本年度は、長年にわたり空手道部の指導に携わってきた本学空手道部監督・師範 香川政夫の勇退が決定している中、主将の千葉優汰さん(医療技術学部4年)、後藤星奈さん(医療技術学部4年)を中心としたチームが、団体戦日本一を決める全日本大学空手道選手権大会において見事3冠を達成し、通算50回の優勝を成し遂げました。この成果は、42年にわたり部を牽引してきた香川師範への最高の贈り物となりました。部の新体制も発表され、男子新主将の根岸航太郎さん(医療技術学部3年)、女子新主将の伊藤藍さん(医療技術学部3年)が、次年度に向けた抱負を力強く述べました。また、3月に卒業を迎える4年生と保護者が登壇し、それぞれが4年間を振り返りながら、練習環境、大学のサポート、指導者やOBOG、後輩への感謝の言葉を伝えました。
香川師範は指導の日々を振り返り、「ここまでの道のりに思い残すことはありません。素晴らしい環境で日本一、世界一をめざして指導してきました」と語り、苦難を乗り越えてきた経験こそが学生の成長につながると強調しました。続けて、「合宿所を建設できたからこそ今の成績がある。やるべきことはすべてやってきました」と述べ、学生や関係者への深い感謝を示しました。また、コーチ陣に向けて、「時代に合わせて学生の質を高めるためにも、コミュニケーションを大切に、目標に対する意思疎通を図ってほしい。学生を信頼しているからこそ伝えられることがある」と激励の言葉を送りました。学生に対しては、「日ごろの姿勢が大切であり、皆に愛され、他クラブに目標とされるチームであってほしい」と述べ、競技力だけでなく人間力の向上にも期待を寄せました。最後に、「名誉監督として新たな空手道部を見守りながら、今後の学生の活躍を楽しみにしています」と笑顔であいさつを締めくくりました。
新監督に就任する稲田コーチは、ここまでの歩みを振り返り、「香川師範との出会いが人生の大きな転機でした」と述べ、深い敬意と感謝を示しました。そのうえで、「香川師範と同じようにはできませんが、私には学生やコーチ、OBOGの仲間がいます。皆に支えられながら、競技力と人間力の両面を重視し、新しい空手道部をつくっていきます」と決意を述べました。最後に、「大学関係者、OBOG、保護者の皆さまの力をお借りしながら、学生と指導陣が一体となって頑張ってまいります」と締めくくりました。
本学理事長・学長 冲永佳史は、「学生の皆さんの活躍により、素晴らしい成果を挙げられたことを心からお祝い申し上げます。指導者の皆さま、OBOG、ご家族のご理解と支えがあってこその成果です」と述べました。さらに、香川師範が長年にわたり築いてきた指導哲学について、「真向勝負を貫く姿勢を特長とし、真の“自分流”を生涯かけて完成してほしいという思いを、大学としても支えてきました。学生の努力する姿は、私たちにとっても大きな勇気となっています」と語り、その功績をたたえました。新監督となる稲田コーチに向けては、「これからの時代に合った指導体制や組織の在り方を探求しながら、学生が思い切って力を発揮できる環境を整えていきたい。大学としても全力で支えていきます」と期待の言葉を寄せました。最後に、香川師範に対して、「困難を乗り越え、長きにわたり素晴らしい成績を挙げ続けてこられたことに、帝京大学を代表して深く感謝申し上げます。次の世代がその精神を受け継ぎ、未来を切り拓いていくことこそ、師範にとって何よりの喜びとなるでしょう」と敬意を表しました。また、「香川師範を長年支えてこられたご家族の皆さまにも、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました」と述べ、あいさつを締めくくりました。
本学空手道部は、香川師範が築いてきた伝統と精神を受け継ぎ、稲田新監督のもとで新たな一歩を踏み出します。今後とも空手道部への温かいご支援をよろしくお願いします。