2026年02月19日
2024年11月より、帝京大学理工学部総合理工学科ロボティクス・AIコース教授 蓮田裕一の研究室が、栃木県立宇都宮工業高校の「令和7年度高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)」の一環として、共同研究に取り組んでいます。
同高校は、次世代のDX人材育成をめざし、2024年に文部科学省「令和7年度高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)」に採択されました。本学はその一環として、2024年度より同高校と連携し、教育・研究活動を展開しています。
2024年度には、1年生324人を対象に「ロボティクスとAIを活かしたAI技術の基礎と応用」に関する講話や、AI物体検出を体験するワークショップを実施し、高校生が社会課題の解決に向けたアイデアを創出する機会を提供しました。その成果として、同高校環境土木科2年生3人(当時1年生)が、世界最大級のロボットコンテストである World Robot Olympiad 2025 Japan 決勝大会において「トンネル内壁のき裂をAIで検出するロボットシステム」を発表し企業賞を受賞しました。さらに本学主催の高校生プログラミングコンテスト2025でも優秀賞を獲得し、土木学会関東支部第43回建設技術研究発表会の土木学会優秀賞へとつながりました。
今回の共同研究は、こうした教育活動の中で高校生が発案したアイデアの一つを発展させたものです。全国に12,000カ所あるトンネル内壁に発生するき裂をAI物体検出技術で検出し、事故を未然に防ぐことを目標に、ロボティクスAIを活用したトンネル内壁き裂検出システムを構築しました。少子高齢化に伴う将来的な労働者不足の解決に向け、ロボットやAIを活用した省力化・自動化の実現が期待されます。
帝京大学は今後も高大連携を継続し、次世代を担う高度技術人材の育成に貢献していきます。
令和7年度 高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)についてはこちら