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2025年12月23日

アクションクラブと演劇部の学生が、本学教員が研究の一環で制作する動画に技術協力しました八王子キャンパス

2025年11月1日(土)、帝京大学八王子キャンパスのアクションクラブと演劇部ヴィクセンズシアターの学生が、本学医療技術学部スポーツ医療学科講師 内山由美子が研究の一環で制作する動画に、俳優・声優として技術協力しました。

技術協力した動画は、内山講師が行っている『受診を嫌がる子どもを前向きに導く子育て支援「プレホスピタルプレパレーション」(日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C)研究課題23K02315)』の一部である「子どもが前向きに予防歯科に取り組めるようになるための研究」と、2022年度帝京大学先端総研インキュベーション助成金に採択されている研究の一部である「お薬を前向きに飲めるようになるための研究」についての2本です。
 「子どもが前向きに予防歯科に取り組めるようになるための研究」では、アクションクラブの学生が、フッ素が菌から歯を守るというストーリーの動画の中で、フッ素マンというヒーローと、ミュータンス菌という悪役を演じました。演劇部の学生は、主役の子どもの声と保護者向けのメッセージのナレーションを担当しました。 「お薬を前向きに飲めるようになるための研究」では、アクションクラブの学生がお薬マンというヒーローと、からだをむしばむウイルスと細菌の役をそれぞれ演じました。
両動画の撮影に向け、アクションクラブは技の組み合わせやカメラワークにおける見せ方の考察や、衣装のフィッティングなど、綿密な打ち合わせを重ねました。演劇部は、子どもの感情やリアクションを想像しながら何度も台本を修正したり、役柄に合わせた声色を調整したりしました。ナレーションでは、保護者に優しく寄り添うような声になるように繰り返し練習しました。両クラブの学生は、「自分が一生懸命打ち込んでいることが、少しでも子どもたちの役に立てれば」との思いで役を演じました。
 この動画は完成後、幼稚園、保育園、地域の子育て支援現場にて活用され、子どもが前向きに医療に取り組めるような活動を広げていくことが期待されています。

協力学生

アクションクラブ
酒井秋桜さん(文学部2年)
大坪香澄さん(文学部1年)
笹原夢羽さん(文学部1年)
山本愛葉さん(文学部1年)

演劇部ヴィクセンズシアター
小原祥吾さん(医療技術学部4年)
須賀文菜さん(文学部2年)

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