2025年12月23日
2025年12月18日(木)、帝京大学の全キャンパスの学生・教職員を対象に、第5回グローバルチャレンジセミナー「ラテンアメリカ=遠い?近い? ― 陽気な音楽の裏側にある、もうひとつの中南米 ―」をオンラインで実施しました。
本セミナーは、学部や分野の枠を越えて国際的なテーマについて学び、キャンパス横断的に参加者同士の交流や意見交換を通して、「帝京グローバルコンピテンシー」や「グローバル化を日常に」という本学の教育方針を体感する機会とすることを目的としています。
当日は、本学外国語学部外国語学科准教授 千代勇一による「格差に直面するラテンアメリカの農民の挫折と挑戦」、公衆衛生学研究科助教 山田卓也による「『取り残される』のは誰か? コロンビアの障害者支援をとおしてみたラテンアメリカの格差社会」という2つの講義が行われました。それぞれの講演で、ラテンアメリカにおける社会的格差の背景や具体的な事例が紹介され、参加者にとって理解を深める内容となりました。
セミナー冒頭では、講演に先立ち、「ラテンアメリカと聞いて思い浮かぶイメージや印象」について、参加者がチャットを通して自身の考えを積極的に共有しました。その後、各講演および質疑応答を経て、フリートークの時間には、講義内容を踏まえながら、当初抱いていたイメージを振り返り、理解を深めるための意見交換が行われました。
今回のセミナーには、約38人の学生・教職員が参加し、キャンパスを越えた学びと交流の場となりました。
国際化推進室では、今後も国際的なテーマについて学び、交流する機会を提供していきます。