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2025年12月17日

シンガポール社会科学大学と帝京大学がMOUを締結しました

2025年11月21日(金)、帝京大学はシンガポール社会科学大学(SUSS)とMOU(部局間の国際交流協定)を締結しました。SUSSは2017年に設立されたシンガポールの6つの国立大学のひとつで、社会科学や実務教育に特化した大学です。特に、医療や社会制度に関する分野を中心に教育を展開しています。
今回の協定締結は、2025年11月21日(金)・22日(土)に開催された Intercontinental Alliance for Integrated Care(IAIC)2025に合わせて行われました。本学医療技術学部スポーツ医療学科教授 佐藤真治、同学部臨床検査学科准教授 増山里枝子、石塚亮平さん(公衆衛生学研究科3年)がシンガポールに渡航し、IAICへの加盟、現地視察、さらに各国の大学・医療機関・社会保障関連機関との意見交換を実施しました。
IAIC2025のレセプションでは、高齢者ケアの国際共同研究において初の報告書が発表され、地域包括ケアの国際比較や越境的な学術連携の可能性を強く感じる機会となりました。また、グループディスカッションの際には、日本における医療と地域を橋渡しする制度や、リンクワーカー、ウェルビーイングコーディネーターの必要性について意見を共有しました。
今回の訪問を通して得られた知見やネットワークは、今後の国際共同研究や学生・教員の交流機会の創出など、さらなる発展的な連携に生かされることが期待されます。

  • IAIC2025はSUSSが主催する、統合ケアと高齢化に関する国際的な協力を推進するための年次イベントで、高齢化とウェルエイジングに関する初の多地域研究を発表することを目的としています。

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