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  • 社会・地域連携

2025年12月16日

三竝ゼミが広島修道大学などと共同で中江町において開催された第8回ちゅうえマルシェに参加しました八王子キャンパス

2025年11月29日(土)、広島県廿日市市宮島町中江町にて開催された第8回ちゅうえマルシェに、帝京大学経済学部経営学科准教授 三竝康平のゼミと、八王子キャンパス起業サークル「スタートアップ」が共同で参加しました。中江町は、厳島神社の裏手に位置しており、文化庁から重要伝統的建造物群保存地区にも指定されている歴史と伝統ある街並みを有しています。ちゅうえマルシェは、中江町を盛り上げたいという思いを持つ地域住民の方がたと学生が団結し企画・運営しているイベントであり、中江町活性化協議会が主催し、宮島ゲストハウス三國屋にて開催されています。
三竝ゼミは2022年度から、広島修道大学「地域つながるプロジェクト」採択課題「宮島観光活性化プロジェクト~中江町と創る新しい宮島~」に参加する学生の皆さんと宮島・中江町の活性化について連携協力を進めており、今年度も共同でのマルシェ開催に向けた調整・準備を進めてきました。
昨年度に参加したちゅうえマルシェは昼の開催でしたが、今回のマルシェはナイト・マルシェと銘打って、夕方からの宮島の魅力を伝えることが目標として掲げられました。学生たちは、九州・中国地方のお祭りで定番の屋台フードである「はしまき」や、広島県産の味噌や豚肉をふんだんに使った豚汁を考案し、試作を重ねて販売しました。廿日市市発祥であるけん玉の体験会などもあわせて企画し、広島・宮島の歴史や魅力を五感で体験できるイベントづくりに尽力しました。マルシェ当日は、用意したはしまきや豚汁が完売したほか、国内外からの観光客や地元の方がたと笑顔の交流を重ねることができました。
本企画を実施した、三竝ゼミに所属するちゅうえマルシェプロジェクトリーダーの佐藤緋真さん(経済学部3年)からは「今回のマルシェは夕方からの開催だったので、お客さんがたくさん来てくださるか不安でしたが、当日は、観光客の方がただけでなく、地元の方がたもたくさん来てくださってとても嬉しかったです。みんなで力を合わせて取り組む難しさと大切さを学びました」という感想が聞かれたほか、ちゅうえマルシェ開催責任者である宮島ゲストハウス三國屋 寺澤潤哉氏からは、「帝京大学の皆さんの温かさや頑張りから元気をいただきました。今年度も本当にありがとうございました」との言葉がありました。
本学では、このちゅうえマルシェプロジェクトをはじめとして、学生が主体的に地域課題の解決をめざす実学的なアントレプレナーシップ教育の推進に取り組んでいます。今後も社会連携・産学官連携を強化し、本学の有する「知」を社会につなげていくことで地方創生に貢献し、山積する社会課題の解決にむけた教育・研究の成果を社会へ発信していきます。

  • 宮島観光活性化プロジェクト~中江町と創る新しい宮島~

代表者:広島修道大学国際コミュニティ学部4年 岸達哉さん
担当教員:広島修道大学人文学部准教授 石田崇氏

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