2025年12月12日
2025年9月~12月、つくば市役所(茨城県つくば市)にて実施されたつくばチャレンジ2025に、帝京大学理工学部総合理工学科ロボティクス・AIコース講師 山根健の研究室に所属する学生と山根講師が参加しました。
つくばチャレンジは、街中で移動ロボットを自律走行させて、さまざまな課題を発見し、社会実装に向けた技術を磨くチャレンジです。
本学からは2台の屋外自律移動ロボットNexora-Blue(ネクソラブルー)とNexora-Red(ネクソラレッド)が参加しました。Nexora-Blueは、大学院生を中心に開発・実験が進められ、Nexora-Redは、学生と指導教員を中心として開発されました。同ロボットは、プログラミングによって走行のためのルールを作り込むのではなく、オペレータ操作をその場でリアルタイムに学習して走行方法を獲得することで、ロードコーンを回避できるなど、柔軟に自律走行できることが大きな特徴です。
実験走行や本走行を通して、学生が主体となり街中環境において自律的に移動するロボットを開発したことや、学習ベースのナビゲーションが街中環境で高い可能性を示すなど、大きな成果を得ました。今後も、実世界において知的な情報処理ができるシステムの実現に向けて、研究を重ねていきます。
Nexora-Blue
オペレータ・𠮷田健人さん(理工学研究科1年)
安全管理責任者・大木泰我さん(理工学部2年)
記録係・金生将宗さん(理工学部4年)
Nexora-Red
オペレータ・伊藤大稀さん(理工学部4年)
安全管理責任者・追川陽さん(理工学部2年)
山根講師
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