2025年12月04日
2025年11月4日(火)、帝京大学板橋キャンパスにて、帝京大学産学連携推進センターが第7回目の帝京大学発ベンチャー称号授与式を執り行い、本学発ベンチャー企業である株式会社ウェルセラ(以下ウェルセラ)の代表取締役を務める薬学部特任教授 丸山一雄に第7号となる称号を授与しました。
本学では、本学の知的財産、研究成果または人的資源などを活用して起業された大学発ベンチャー企業を対象に、本法人の称号を授与しています。
丸山特任教授は、2018年にウェルセラを設立し、新規開発した治療用セラノスティクスバブルと超音波を組み合わせ、血流の画像解析や薬物送達法(BUS-DDS)による治療方法の研究を進めています。疾患の中でも、特に膵臓がんや脳疾患などに焦点を当て、早期実用化をめざした研究・開発に取り組んでいます。
授与式では、丸山特任教授とともに研究を行っている薬学部教授 鈴木亮も同席し、本学産学連携推進センター長・教授 中西穂高の進行のもと、本学理事長・学長 冲永佳史が丸山特任教授に称号記を授与し、ウェルセラに対して今後の期待と励ましの言葉を贈りました。
ウェルセラにはバブル製剤を活用したがんや脳疾患の治療法の確立に向け、今後さらなるの発展が期待されます。
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