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2025年12月03日

薬学部三枝准教授らの研究グループが惑星ベヌーから持ち帰った砂に生命を構成する「糖」が存在することを明らかにしました板橋キャンパス

2025年12月1日(月)、帝京大学薬学部准教授 三枝大輔らの研究グループが、炭素質小惑星ベヌーから持ち帰った小惑星の砂から、核酸のうちRNAを構成するリボースと、生命代謝の主要なエネルギー源であるグルコースを含む6種類の糖を検出しました。この結果は、地球外に生命を構成する糖が存在し、地球に降り注いでいたことの決定的な証拠です。また、宇宙におけるグルコースの存在を示した初の証拠となり、宇宙にはこれまで考えられていた以上に生命活動を支える分子が存在することが明らかになりました。
本研究は、本学板橋キャンパス中央機器室のガスクロマトグラフ-三連四重極型質量分析計(GC-MS/MS)を用いて実施されました。
本研究成果は、日本時間2025年12月2日(火)19時公開の科学誌Nature Geoscience に掲載されました。

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