2025年10月06日
2025年9月20日(土)、韓国蔚山広域市で開催された第63回大韓臨床病理士総合学術大会の国際学生フォーラムにおいて、山極一寧さん(医療技術学部1年)が日本の学生代表として英語による口演を行いました。
本学術大会は韓国の臨床検査技師が参加する学会で、毎年一般社団法人日本臨床衛生検査技師会(日臨技)が日本の臨床検査技師の発表者を募って参加しています。
本学会では毎年「国際学生フォーラム」が催され、日臨技が「臨床検査学を学ぶ学生にグローバル教育の一環として、韓国と台湾の学生たちとの交流の機会を提供する」ことを目的に、日本国内の臨床検査技師養成校を対象に学生発表者を公募し、その中から2人が選抜され、参加・発表を行います。
今年のテーマは「“Expanding the Frontiers of Medical Technology – The Evolving Role of Medical Technologists in the Future of Healthcare”」であり、山極さんは「”Conquering Food Allergies as a Biomedical laboratory Scientist”」と題して応募し、見事採択されました。
当日は、採択されたテーマに沿って口演が行われ、山極さんの堂々とした発表が聴講者の関心を集めました。本学からは毎年学生が応募しており、2年前にも1年生が採択されるという成果をあげています。山極さんの今回の選抜は、それに続く快挙となりました。
今後、山極さんと同じように海外の学生との交流や経験を積むことによって臨床検査技師をめざすモチベーションを高く持ち、将来、国際的に活躍する学生が輩出されることが期待されます。