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2025年10月04日

本学大学院生が第37回日本植物形態学会にてポスター賞を受賞しました宇都宮キャンパス

2025年9月17日(水)、福岡国際会議場(福岡県福岡市)で開催された第37回日本植物形態学会(福岡大会)において、帝京大学大学院生の岩渕モカさん(理工学研究科2年)が最優秀ポスターに選出され、ポスター賞を受賞しました。
日本植物形態学会は、植物の形態に関する幅広い研究領域を横断的に扱う学術団体であり、研究者・教育者・学生の交流を通して植物学の発展を推進しています。今回の大会でも、植物の形態や機能に関する多岐にわたる研究が発表され、活発な議論が行われました。
ポスター賞は、全70演題のうち、学生が代表者として発表した研究を対象に、学会に参加した一般会員の投票によって選出されるものです。今回はその中から、岩渕さんの「麻酔処理が植物の傷害応答遺伝子と植物ホルモンに与える影響」というタイトルで発表した研究内容が高く評価され、受賞に至りました。

岩渕さんは、本学理工学部総合理工学科環境バイオテクノロジーコース教授 朝比奈雅志のもとで研究を進めており、植物が傷害を受けた際に示す応答を組織化学的解析や分子生物学的手法を組み合わせて詳細に検討し、遺伝子発現やホルモン動態の変化があることを明らかにしました。特に傷害部位における細胞レベルの応答や変化を可視化した点は、植物形態学の観点からも注目されています。
岩渕さんの今後のさらなる活躍が期待されます。

第37回日本植物形態学会についてはこちら

当日の様子01
当日の様子02

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