2025年09月05日
2025年8月30日(土)、帝京大学医療技術学部視能矯正学科准教授 広田雅和が、第12回日本眼光学学会学術論文賞を受賞しました。
同学会は1965年に設立され、視覚科学、レンズ、光学機器、眼の測定機器などに関する基礎的・応用的問題の研究や発展に資することを目標とし、社会へ向けて医学的根拠に基づいた情報発信をしています。
広田准教授は、1860年代に原理が確立して以来、一世紀半もの間、ピント調節が不要であると考えられてきたマクスウェル視を用いた拡張現実(Augmented Reality:AR) 映像を現実空間で見ると現実空間に存在する物体の距離に応じたピント調節反応が起こることを明らかにしました。この研究成果は視覚科学分野においてトップクラスの雑誌であるInvestigative Ophthalmology&Visual Science誌に掲載され、その内容が評価されて本賞の受賞に至りました。
広田准教授の今後のますますの活躍が期待されます。