2025年08月18日
2025年8月2日(土)、マルツエレック株式会社が全国の大学生・大学院生・高専生の応援プロジェクトとして開催した学生アイディアコンテストにおいて、菅谷直樹さん(理工学部情報電子工学科4年)が優秀賞を受賞しました。
本コンテストはAI・IoT・ロボティクス・省エネルギー技術など、電子技術に関心を持つ学生を対象とし、今回は過去最多となる19組の応募がありました。
今回受賞した作品「農地巡回ロボットによる果樹カメムシ類の検出システム」は、果樹カメムシ類による農作物被害の深刻化に対し、測位システムのRTK-GNSSとAI画像認識を活用した自律巡回ロボットの導入により、省人化と早期発見を実現しようとする先進的な取り組みです。高精度測位と実画像ベースの検出モデルを組み合わせ、地元農家との協力で実用性と精度の両立を図っている点が特に評価されました。今後の農薬散布との連携など発展性も高く、優れた農業ロボティクスの事例として、実フィールドへの応用が期待されます。
指導に当たった同学科教授 蓮田裕一から称賛の言葉をかけられ、菅谷さんは「3月の大学生発明工夫コンテストでは最優秀賞にはおよばなかったが、京都大や大阪大と同等の評価をいただき自信がつきました」と喜びを表していました。今後もさらなる活躍が期待されます。
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