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2025年06月06日

板橋キャンパス保健医療や環境課題についての連携強化に向け、ザンビア共和国コッパーベルト大学を表敬訪問しました

2025年4月27日(日)~5月3日(土)、帝京大学薬学部教授 山本秀樹、同学部講師 立山由紀子、医学部教授 浅山敬ら3人が、公益財団法人ユネスコ・アジア文化センター教育協力部長 大安喜一氏とともに、アフリカ南部のザンビア共和国を訪問しました。今回の訪問は、コッパーベルト大学との連携協定(MOU)調印式の開催と、今後の大学間の交流や連携のあり方について意見交換を行うことを目的としたものです。
滞在中、一行はコッパーベルト大学のキトウェキャンパスおよびンドラキャンパスを訪れ、ニャンベ学長、ハンゴンベ副学長をはじめ現地の教職員と交流を深めながら、教育・研究分野での連携の可能性について意見を交わしました。また、4月にキトウェ市で発生した銅鉱山の廃水流出事故現場を視察し、「銅鉱山と共存する社会(Sustainable mining)」の観点から、中長期的な健康への影響や、今後の共同研究の可能性について話し合いました。さらに、今後の連携の土台を築く機会として、在ザンビア日本国大使館およびJICAザンビア事務所のほか、ザンビア大学や地域のコミュニティー拠点(CBO)を訪問し、現地の研究者や地域住民との活発な意見交換を行うなど、ザンビアが抱える保健医療上の課題とその取り組みの現状についての知見を深めました。

今回の訪問を通して、ザンビアにおける保健医療や環境衛生の現状を把握するとともに、今後の学術交流や共同研究の推進に向けた重要な示唆を得る機会となりました。引き続きザンビア共和国の行政・民間・大学とのネットワークを強化することで、研究活動や国際交流のさらなる発展をめざします。

帝京大学―アフリカ交流記念講演会「ザンビアの保健医療と日本のパートナーシップ」を開催しました
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