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2025年05月22日

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宇都宮キャンパス片山教授らの共同研究グループがサクラエビの繁殖メカニズムに関わる血糖値を調節するホルモンを発見しました

2025年4月16日(水)、帝京大学宇都宮キャンパスリベラルアーツセンター教授 片山秀和は、広島大学大学院統合生命科学研究科助教 豊田賢治氏、一般財団法人マリンオープンイノベーション機構上席主幹研究員 齋藤禎一氏、神奈川大学教授 大平剛氏らとの共同研究で、サクラエビの血糖値調節因子を発見しました。
本共同研究グループは、エビ類の成長時や産卵時に働くとされる「眼柄ホルモン」に注目し、その中から血糖値を調節する働きをもつホルモンを見つけました。また、サクラエビを含むエビの仲間(十脚目甲殻類=エビやカニなど)には、予想以上に多くの眼柄ホルモンを有していることを明らかにしました。今後、ほかの眼柄ホルモンの研究を進めることで、サクラエビの繁殖メカニズムの理解が深まり、卵を安定的に採取する技術の開発と、持続的な資源量の確保が期待されます。

本研究成果は、2025年4月16日(水)に国際学術誌「Fisheries Science」のオンライン版に掲載されました。

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