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2024年12月27日

霞ヶ関キャンパス環境・エネルギーシンポジウム「カーボンニュートラルに向けてのエネルギー安全保障と世界の原子力開発の動向」を実施しました

2024年12月23日(月)、帝京大学霞ヶ関キャンパスにて環境・エネルギーシンポジウム「カーボンニュートラルに向けてのエネルギー安全保障と世界の原子力開発の動向」を実施しました。本シンポジウムは、本学と一般社団法人日本原子力産業協会との共催で実施しており、本学と同協会の研究者による研究・調査成果ベースで脱炭素移行期における内外のエネルギー安全保障・原発開発の現状・ゆくえについて発信しています。                                            

6回目となる今回は、現下気候危機やロシアのウクライナ侵攻と中東情勢緊迫化によるエネルギー危機が深刻化しつつある中、カーボンニュートラルに向けてのエネルギー安全保障と世界の原子力開発の動向という問題をタイムリーに取り上げ、参加者とともに検討しました。当日は、本学理事長・学長 冲永佳史のあいさつからスタートし、4つの講演が行われました。本学からは冲永総合研究所特任教授 郭四志、先端総合研究機構田沼研究室・兼任講師 富永純一、一般社団法人日本原子力産業協会からは、同協会調査役 喜多智彦氏、同協会技術顧問 武田精悦氏らが、研究・調査テーマに基きスライドを用いて、S+3Eをはじめとする視点で脱炭素時代のエネルギー・クリーン電力・原発安全保障の動向・課題とその取り組みや今後の展開など、さまざまな側面から講演を行いました。各講演の合間には、参加者との質疑応答を通して内外のエネルギー・原発開発の動向・課題について検討を深め、最後に同協会理事長 増井秀氏が閉会のあいさつを行いました。本シンポジウムには産学官から約90人の方にご参加いただき、盛況のうちに終了しました。参加していただいた皆さま、ありがとうございました。今後も本学では、内外社会の重要な課題に関連して研究成果を社会へ積極的に発信していきます。

講演者・講演内容

帝京大学冲永総合研究所特任教授 郭 四志
「脱炭素移行期の中国エネルギーの安全保障と原子力開発の動向」

帝京大学先端総合研究機構田沼研究室・兼任講師 富永 純一
「⽇本のエネルギー・電⼒安全保障とCCUSに伴う⽯炭⽕⼒等について」

一般社団法人日本原子力産業協会地域交流部調査役 喜多 智彦
「脱炭素時代のエネルギーと原子力-エネルギー・セキュリティを中心に-」

一般社団法人日本原子力産業協会地域交流部技術顧問 武田 精悦
「日本における高レベル放射性廃棄物の処分と今後の原発の課題」

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