2024年10月11日
2024年10月3日(木)、大牟田市産業振興課および大牟田市ビジネスサポートセンターの協力を得て、福岡県信用保証協会次長 廣瀬悦士氏を講師にお招きし講演を行いました。
2024年度から福岡医療技術学部理学療法学科3年生を対象に立ち上がった「帝京福岡ファーストペンギンプロジェクト」は、1年をかけて将来の夢を考え、社会課題の発見と解決方法の探索を通してライフデザインを育むことを目的とした、医療系の起業部です。社会課題の解決を考えるうえで、金融や財政、資金調達などのファイナンスの知識が重要ですが、医学系学部ではほとんど学ぶ機会がないため、今回スタートアップセミナーとして、廣瀬氏に講演を行っていただく運びとなりました。
当日は、信用保証制度の役割と創業支援についてと題し、「金融とはお金を融通すること」という話を皮切りに、わかりやすく身近に感じやすい工夫がされており、近年話題のスタートアップ支援、医療や介護領域への就職だけでなく起業も含めて可能性が広がっているという内容をお話しいただき、最後には学生・教員ともに質問が多くあがりました。今後は、セミナーで得られた知識を生かして社会課題からビジネスプランを立案し、シミュレーションを行うことを予定しています。
今後も福岡キャンパスでは、既存の概念にとらわれず、リスクテイカーとして社会を牽引する人材育成を行っていきます。