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2024年09月19日

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宇都宮キャンパス理工学部朝比奈教授らの研究グループが、植物が自ら傷口を修復する時の細胞増殖の仕組みを解明しました

2024年9月13日(金)、帝京大学理工学部バイオサイエンス学科教授 朝比奈雅志は、筑波大学生命環境系准教授 岩井宏暁氏らとの共同研究で、植物の持つ自己修復能力について、傷口を埋めるために活性化された細胞分裂を適度に制御し、傷口の修復を完了させる役割を担う遺伝子At2-MMPを発見しました。
今後、At2-MMPが働くターゲットとなる細胞分裂促進因子の特定が進めば、接ぎ木の接着効率向上や、自然災害による植物の損傷治療・保護、傷害に強い植物の開発、バイオマス増産など、新たな農業・園芸技術の創出につながると期待されます。
本研究論文は、2024年9月13日(金)に「Plant and Cell Physiology」に掲載されました。

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