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2024年02月02日

八王子キャンパス帝京大学短期大学学生がアメリカフォーミュラー4への参戦をめざしています

本学学生の沼田拓海さん(帝京大学短期大学2年)が、モータースポーツカテゴリーのアメリカフォーミュラー4(F4)への参戦をめざしています。沼田さんは17歳から本格的にモータースポーツを始めており、進路選択の際には2年間で卒業ができ、スポーツ心理学や栄養学も学べる帝京大学短期大学人間文化学科に進学しました。同学科では、「コミュニケーション」「異文化」「書道」「芸術」「ファッション」「心理」「スポーツ」の7科目群を軸として、人や文化への理解を深め、将来の可能性を広げることをめざしています。また、帝京大学の4年制学部と同じ科目も受講でき、「スポーツ心理学」では心理学としての側面だけではなく、スポーツ医科学のエビデンスに基づいたスポーツ・運動指導を通して、対象者との信頼関係をより深めることや、目標達成に向け計画を立て遂行するためのにはどうしたらいいかなどを学びます。沼田さんは、どれくらいのタイムを出すかという結果目標と、技術的にどのようなドライビングをするかという行動設定の2つの目標を設定し普段の練習を行うことで自身の競技に生かすことができています。その結果、2023年9月に開催されたiRaching(13th mazda cup)では、140人の日本人選手が参加する中、日本4位の好成績を収めました。

現在、沼田さんは日本人初となるアメリカF4に参戦するため2023年11月に渡米し、テスト走行に参加し現地チームと交渉を進めて帰国しました。交渉を行ったクロスリンク・キーウィーモータースポーツ代表から「沼田さんはアメリカに到着して2日後には車両テストに参加し、すばらしい走行を見せてくれました」と話し、元F1ドライバーでコーチのロベルト・モレノ氏は「彼ならアメリカF4で優勝できる」と、沼田さんを高く評価しました。今後は自身でスポンサー・プロモーション活動を行い、世界で活躍するF1レーサーをめざすなど目標に向かって努力を続けていきます。

沼田拓海さんの活動の様子はこちら

  • F1レーサーをはじめとするプロドライバーも練習で使うシミュレータで、高い精度で再現されたさまざまなレースマシンで世界中のサーキットを走行してトレーニングをすることができます。
当日の様子01
当日の様子02

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