2023年07月12日
2023年6月28日(水)、帝京大学総合武道館にて帝京大学アジア交流プログラム(TAEP=Teikyo Asia Exchange Program)の留学生約20人に対して剣道の体験教室を実施しました。
本企画は、本学国際交流センターや経済学科准教授 中西宏太の協力により行われ、留学生は礼儀作法をはじめ、素振りや防具を着けての稽古を体験しました。剣道部としても留学生に対しての剣道教室は初めての試みで、コミュニケーションや言語表現に気を使いながら、武道の持つ倫理観や競技としての楽しさを感じてもらう絶好の機会となりました。詳細な説明は日本語が得意な留学生や中西准教授が英訳しながら進行し、はじめは少し不安そうな様子の留学生も、防具を着け竹刀を持って打ち込む場面では生き生きした表情を見せ、剣道部学生のアドバイスを受けながら恐る恐る竹刀を振り下ろしていました。また、最後には剣道部学生による試合形式のデモンストレーションも行われ、留学生は動画を撮影しながら真剣に見入っていました。
TAEPの科目は複数用意されており、経済学科・国際経済学科・経営学科を対象に、日本とアジアの発展に貢献する人材の育成を目的として、講義はすべて英語で行われています。現在本学では、ホーチミン市外国語情報技術大学(ベトナム)、パンヤピワット経営学院(タイ)、ヤンゴン経済大学(ミャンマー)、ジェンデラル・スディルマン大学(インドネシア)、パニャサストラ大学(カンボジア)、アダムソン大学(フィリピン)、ラオス国立大学(ラオス)の各大学と協定を結び、留学生を受け入れるなど交流プログラムを進めています。今後も帝京大学では、留学生と日本人学生の交流機会を増やし、学内での活発な国際交流を提供していきます。